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【プロ野球】

斎藤 異例の投げ込み90球 10日ヤ2軍戦へ「いい汗かけた」

2011年4月7日 紙面から

ソフトバンク−日本ハム 大学の先輩・和田(右)と談笑する斎藤=ヤフードームで

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 日本ハムの斎藤佑樹投手(22)が6日、約90球の投げ込みを行った。登板と登板の間でこれだけ投げるのは異例だが、開幕前最後の登板となる10日のイースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)を前に、志願して入念な調整を行った。

 3日の楽天戦(札幌ドーム)で5イニング80球を投げてから3日後となったこの日。吉井投手コーチが見守る中、斎藤はヤフードーム内のブルペンで黙々と投げ込んだ。通常なら60球程度で終えるが、この日は90球前後まで増えた。100球に迫る投げ込みは名護キャンプ中の2月24日に107球を投げて以来だった。「真っすぐが中心ですね。結構汗をかけたんで良かったです。(先発向けの調整も)ある程度固まってきました」。好調ぶりを示すように、斎藤は明るい表情で振り返った。

 吉井コーチは「積極的に筋肉を動かして疲労を取るのが目的だったけど、彼は若いからもう試合で投げられるようなボールが来ていた」と斎藤の回復力に驚いた。「シーズン中にこれをやったら壊れてしまう」と話す一方、「彼は若いし、今からうまくなっていく選手だからね」と今後も積極的な投げ込みを行うことを奨励した。4月17日のロッテ戦(札幌ドーム)とみられる公式戦デビューが近づく中、斎藤の調整ピッチも上がってきた。

  (臼杵秀之)

 

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