04/05 18:45 更新
震災による原発事故で、退避していました。アメリカ海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が、5日朝初めて長崎県の佐世保港に入りました。「福島原発の事故で原子力の安全性に不安が広がる中、原子力空母『ジョージ・ワシントン』が佐世保に入っています」「ジョージ・ワシントン」は先月、母港の横須賀基地で定期点検を受けていましたが、福島第一原発の事故を受けて、日本近海に退避していました。寄港目的は、部品の交換や物資の補給などとしています。原子力空母の佐世保寄港は、2年ぶり12回目です。地元の労働団体などは、「原発事故のさなか、原子力空母の入港は許しがたい」などとして抗議の声をあげました。一方、市民は・・・「不安な要素はいっぱいありますよね」「原発は大問題、人災だから、それと原子力空母の話は全然別じゃないですか」と話していました。「ジョージ・ワシントン」は、6日午前10時に出港する予定です。