官房長官 説明が不十分だった
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官房長官 説明が不十分だった

4月6日 12時15分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

枝野官房長官は、午前の記者会見で、福島第一原子力発電所の事故に関連し、低レベルの放射性物質に汚染された水を海に放出したことについて、漁業関係者や周辺諸国への説明が不十分だったとしたうえで、漁業関係者には仮払いも含めて補償に万全を期す考えを示しました。

この中で、枝野官房長官は、低レベルの放射性物質に汚染された水を海に放出したことについて、「より高い濃度の汚染水が出ないようにするため、やむをえない措置だが、こうした事情を、周辺諸国や関係者に対して、より詳細で丁寧に説明することが、あらかじめ必要だった」と述べ、説明が不十分だったことを認め、今後は十分な情報提供を行っていく考えを示しました。そのうえで、枝野長官は、漁業関係者への補償について「水産業への影響・被害も今後の補償対象に含めるのは当然だし、最終的な補償に先立って、当面の仮払いを行うことも含め、農作物への被害と同様に対象にしていく」と述べ、仮払いも含めて補償に万全を期す考えを示しました。