アントニオ猪木・IGF会長(68)が5日、IGF勢を引き連れて東日本大震災の被災地を慰問に訪れた。一行はいわき市で江名中学校と藤原小学校、東松島市で小野市民センター、大塩市民センターの避難所を訪問。600人以上の被災者と触れ合った。
自宅が津波で半壊し、家族で江名中での避難所生活を送る高久麻衣さん(14)は、猪木の指名で最初にビンタで闘魂を注入され「感激」の涙。藤原小リーダーの落合巧行さん(66)は「家をなくした方も身内を亡くした方も支え合いながら生活しています。猪木さんたちがここまで来てくださって、みんなの元気な笑顔が見られて良かった」と、猪木の行動に感謝した。
東松島市の災害対策本部では阿部秀保市長(55)と面会。「国会や永田町で座って議論していても分からない。現場を見ていただいて、情報発信して欲しい」と、復興に必要な法改正への協力を依頼されていた。
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