全日本の武藤敬司社長(48)が5日、浜亮太(31)、KAI(27)を連れて、神戸市中央区のデイリースポーツを訪問した。全日本は東日本大震災発生から10日後に両国大会を成功させ、ファンと義援金の輪を広げている。武藤は「神戸の復興した姿を見て東北の被災地を思った。新日本、ノアと協力してチャリティー大会が開催できるように動いていきたい」と決意表明した。
返す刀で、体重203キロの大食漢・浜に「風評被害に遭った野菜をもりもり食べろ」と社長命令。8日開幕のチャンピオン・カーニバル優勝と、この日決定した6月19日・両国大会での3冠王座挑戦を浜に促した。また、明石大会でのジュニアタッグリーグ戦にカズ・ハヤシと組んで出場するKAIもV宣言した。
武藤は「5月には青森、秋田で復興支援チャリティー大会を行う。被災地でも興行ができる日まで、全日本のチームワークで一丸となり、プロレスを通して元気を届けたい」と誓い、自身がプロデュースする明石市内の焼き肉店「武藤道場」に移動してファンと交流した。
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