「試合形式練習、巨人2-3阪神」(5日、サーティーフォー相模原)
巨人・阿部慎之助捕手(32)が5日、相模原球場で行われた阪神との試合形式練習で、右ふくらはぎを痛めて負傷交代した。チーム方針でけがの詳細は発表されていないが、自力での歩行ができず開幕は絶望的。昨季44本塁打を放ち、主将も務める正捕手が、長期離脱する可能性も出てきた。
アクシデントは四回の守備で起きた。2死一、二塁。藤井彰が放ったファウルフライを追いかけようと一塁側へスタートを切った瞬間、阿部が苦悶(くもん)の表情を浮かべ、走るのを断念。その場で右ふくらはぎを押さえたまま、動けなくなってしまった。
青ざめた表情で駆け寄る首脳陣。村田バッテリーコーチの「歩けるか」という問いかけに、阿部は「痛いです」と即答した。村田バッテリーコーチにおんぶをされてベンチへ下がり、そのまま鶴岡と交代した。
精密検査を受けるため都内病院へ向かったが、右足を着地することができず、関係者に背負われながら車に乗り込んだ。肉離れの可能性もあり、村田コーチは「最悪のことを考えないと…。帰ってくるまでは」と長期離脱も覚悟。鶴岡、加藤に続く第3捕手として市川の1軍昇格が決まった。
12日の開幕直前にして、予期せぬアクシデント。原監督は「ここまでは順調に来ていましたけどね」と表情を曇らせた。攻守の要であり、精神的支柱でもある阿部の長期離脱となれば、大幅な戦力ダウンは免れない。
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