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【格闘技】

粟生、挑戦者に“先制ジャブ” 舌戦早くもゴング

2011年4月6日 紙面から

 3大世界タイトル戦(8日・神戸ワールド記念ホール)に出場する6人が5日、神戸市内のホテルで予備検診を受け、初防衛戦に臨むWBC世界スーパーフェザー級王者・粟生(あおう)隆寛(27)=帝拳=は対戦相手のウンベルト・グティエレス(22)=メキシコ=と早くも舌戦を展開した。

 先に“ジャブ”を出したのが粟生。初対面のグティエレスの印象を聞かれると「パッと見、幼い感じがした」とニヤリ。身長でグティエレスが5センチ高かったものの、リーチはほぼ同じ。胸囲は逆に粟生が4・5センチ大きく「思ったより体格差もなかった。さらに気持ち的に楽になった」と終始、リラックスムードだった。

 一方、粟生に子供扱いされたグティエレスは苦笑いしながらも「幼い顔をしていると、よく人にも言われるんだ。でも、リングの上では成熟したボクサーになる。当日は、ビッグな大人な俺を見せるよ」と応酬した。

 WBCフェザー級で王者・長谷川穂積(30)=真正=に挑戦するジョニー・ゴンザレス(29)と同じメキシコ出身のグティエレスは「8日はメキシコ出身の2人の世界王者が誕生する」と豪語。にわかに対決ムードが高まった。

 予備検診では誰も異常は認められなかった。(竹下陽二)

 

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