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生活道路 時速30キロ/川口署管内

2011年04月01日

写真

県警と市が設置した「30キロ規制」の標識と看板=川口市西川口2丁目

◇きょうから規制

 川口市と県警は1日から、住民が日常的に使う生活道路の速度規制(最高時速30キロ)を、川口署管内で本格実施する。対象は市道95路線の計約20キロと、県道の一部を含めたエリア規制2カ所。道路標識を設置して、4月中に順次規制していく。

 生活道路は道幅も狭く、車と自転車、歩行者が入り交じる。市によると、最高速度の規制がなく、法定最高時速の60キロで走行できる市道は約6割あった。

 市と県警は規制対象とする道路に標識と事前周知の看板を設置してきた。対象外の道路にも速度抑止や安全運転を呼びかける看板を立てた。

 川口署管内の町会からは127路線について規制要望があり、距離が短いなどの32路線を除いて、車と歩行者の通行量や危険箇所などを洗い出してきた。

 幹線道路に近く、道が入り組んでいる場所はエリア規制(面的規制)を盛り込んだ。路側帯の整備など安全対策を施し、西川口地区(0・25平方キロ)と芝地区(1・85平方キロ)を最高時速30キロとする。市は「エリアの規制が全国のモデルケースになれば」(交通安全対策課)という。

 市内の武南署管内では、住民の要望がある148路線について、2011年度中に規制場所の選定と実施を目指す。

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