韓国サムスン電子の第1四半期業績見通し、期待外れの可能性
[ソウル 5日 ロイター] 韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)の第1・四半期の営業利益は、薄型パネルとテレビ価格の急落が響いて3四半期連続で減少する可能性が高いとみられている。
世界の大手ハイテク企業の中で、3月11日の東日本大震災以降に業績見通しを示すのはサムスン電子が初めて。
同社は第1・四半期の業績見通しを7日に、本決算を4月下旬に発表する予定。
トムソン・ロイター・エスティメーツによる29人のアナリスト調査では、第1・四半期の営業利益のコンセンサス予測は3兆1700億ウォン、売上高予測は38兆ウォンとなっている。
トップランクのアナリストによる最近の予想を重視するスターマインのスマートエスティメーツによると、営業利益は10%下振れし、2兆9000億ウォンにとどまるサプライズとなる可能性もある。
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