法務省は5日、在留期間を過ぎても出国しない外国人は1月1日時点で7万8488人で、10年に比べ1万3290人(14.5%)減少したと発表した。「入国審査で指紋を採取する生体情報認証システムが07年に導入され、効果を上げている」としている。
不法残留者の主な内訳は、韓国1万9271人、中国1万337人、フィリピン9329人、台湾4774人。昨年中に強制退去手続きを取った外国人は2万4213人で、うち7294人が中国人。不法就労は1万8490人だった。
毎日新聞 2011年4月5日 19時34分