韓国国会、日本教科書検定の取り消し決議案を採択
【ソウル5日聯合ニュース】国会は5日の本会議で、独島領有権主張を強化した日本中学校教科書の検定承認取り消しを促す決議案を採択するなど30法案を議決した。
国会の独島領土守護対策特別委員会が発議した決議案は、日本政府が独島を日本の領土にわい曲した教科書を検定承認した行為は韓国の領土主権を侵害する明確な挑発行為と指摘。日本政府は青少年にうその歴史を教える行為を中断し、教科書の検定承認を直ちに取り消すよう促した内容を盛り込んだ。
また、日本の独島領有権主張は、日本の大震災以降に韓日両国間の善隣友好関係が高まっている中、両国間の信頼関係を損ねるだけではなく、未来の両国関係に否定的な影響を与えかねないと警告した。韓国政府に対しては、日本の独島領有権主張に対し、断固かつ徹底した対応を求めた。
韓国は独島について、「最東端に位置する韓国領土で、日本政府が竹島と呼び、自国の領有権を主張している」としている。
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