沖縄県営住宅、3世帯10人前倒し入居

2011年3月23日 09時49分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 東日本大震災を受け、県は22日、福島県から避難してきた3世帯10人の県営住宅への受け入れを決めた。県が用意した空き家数は70戸程度。当初は罹災(りさい)証明の手続きなどに時間がかかるため、4月以降の入居を想定していたが、被災者から問い合わせが相次いでいることなどを受け、対応を早めた。

 県によると、3世帯は福島第1原発から半径20キロ圏の避難地域内に自宅があり、70~80代の高齢者が含まれている。1世帯は住宅を管理する県住宅供給公社で手続きを済ませ、同日から入居できるようになった。

 また、被災者用の住宅を計50戸用意している那覇、宮古島、沖縄、豊見城4市と宜野座村のうち、同日までに入居したのは宮古島の2世帯13人。那覇は6世帯16人の入居を決め、準備を進めている。

« 最新のニュースを読む

写真と動画でみるニュース [一覧する]