藤岡信勝研究
「新しい歴史教科書をつくる会」会長、拓殖大学客員教授の藤岡信勝先生の業績について多角的に研究
201103<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201105
かつて「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長を務めておられた濤川栄太さんが15日に亡くなられました。ところで、濤川さんが10年前に「つくる会」を辞められる過程ではとっても奇妙な出来事が起きてます。下に載せたのは『噂の真相』平成11年8月号の記事です。
113.jpg

地方支部づくりを担当してた濤川栄太さんの出張に同行した秘書が愛人だとか“信者”だとかいうゴシップ記事ですね。濤川さんのスケジュールは「つくる会」本部関係者の人しかわからないはずですが、誰かが『噂の真相』にタレこんだようです。
 
濤川栄太さんが辞めたのは、地方支部づくりを濤川さんが主導してることが気に入らない藤岡信勝先生との対立の結果ですが、以下、小林よしのりさんの『新ゴーマニズム宣言8』(小学館文庫)から一部抜粋させていただきます((C)Yoshinori Kobayashi 2004)。
114.jpg
藤岡信勝先生の支持者が『噂の真相』の記事を使って怪文書を流しました。
 
115.jpg
藤岡先生が濤川栄太さんへの批判を言いふらしてたからです。
 
116.jpg
喧嘩両成敗で藤岡信勝先生と濤川栄太さんの両方が副会長を降りるよう提案があって、それに対して濤川さんは藤岡先生に話し合おうと呼びかけたのですが、藤岡先生は怨念のこもった顔で拒否しました。
 
117.jpg
濤川栄太さんは怒って会を辞めると宣言したのですが、西尾幹二先生は藤岡信勝先生に「あなたこそ辞めろ」と言いました(貴重なシーンですね)。
 
118.jpg
最終的に2人とも副会長を降りたのですが、濤川栄太さんは理事も辞めたのに対し、藤岡信勝先生は理事に残れて無邪気に喜んだわけです。
 
以上引用した小林よしのりさんの作品は、3年前の内紛の話じゃなく、10年前の平成11年7月の出来事です(その3年後には小林よしのりさんも追放されました)。何が言いたいかって言うと、「つくる会」は昔から藤岡信勝先生が中心になって同じことを繰り返してるんだなあということと、実は怪文書は藤岡先生の支持者の手法だということです。
 
八木秀次さんに先駆けて被害に遭われた濤川栄太さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
扶桑社に縁を切られた「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)の発行元「自由社」の中学校歴史教科書は、516か所も検定意見を付けられて去年12月に不合格になった後、“追試”できょうようやく合格しました。“追試”でもまた136か所検定意見が付いたそうなので、合計652か所です。びっくり日本新記録。検定申請の次はギネスに申請したらどうでしょうか。
 
つくる会のホームページでは、たくさんの欠陥が指摘されたことも、一度不合格になった事実も隠蔽されてます。
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_250.htm
  
で、ようやく合格させたもらった教科書の内容はというと、前回エントリで心配してあげた通り、藤岡信勝先生はヘタレでした。偉そうなことを言ってたくせに「南京事件の犠牲者はゼロだ」も「慰安婦の強制連行はなかった」も「沖縄戦の集団自決は軍命令によるものではない」も載ってないそうです。
  
要するに扶桑社版の丸写し。著作権侵害です。
 
211.jpg
「細かな文章表現まで扶桑社版とほぼ同じ内容になっている」
朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY200904090101.html
 
「扶桑社版と自由社版では構成やほとんどの記述が同じ」
毎日新聞 http://mainichi.jp/life/edu/news/20090409k0000e040023000c.html
  
「扶桑社が発行する中学歴史教科書と記述の約8割が共通している」
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/life/education/090409/edc0904091108000-n1.htm
 
丸写しなのに、なぜ膨大な検定意見が付いたかというと、藤岡信勝先生は毎日新聞でこう言い訳してます。
 
「コンピューターの誤作動が原因」
 
藤岡信勝先生は内紛で相手を追い落とすときに「会員管理用のコンピューターブログラムに不具合があるのは事務局長のせいだ!」と言ってたそうですが、また「コンピューター問題」ですか?
 
知ってますよ。「コンピューター」ってスキャナーのことですよね。扶桑社の教科書を複写するときに文字化けしたんですよね。
 
でも検定に出すときにチェックするのは人間でしょ? ヒューマンエラーなのに、なんで「コンピューターの誤作動が原因」と言い張るのかな。「ボクちゃんは謀略の被害者だ!」「裁判に負けたのは裁判官が悪い!」っていうのと同じで、なんでも他人のせいのするのが「つくる会クオリティー」なんでしょうかね。
 
自由社版教科書のことは、これからは「スキャナー教科書」と呼ばせていただきま〜す。

-----------------------------------------------------------------------------
 
このエントリをアップしたら、コメント欄に
<検定意見のほとんどは「誤字」だと報道されております。実際には「誤字」ではなく「異字」で、文部科学省の方針に従って全て教育漢字を使いなさいということです。いわゆる旧字体、つまり正字を使ってはならんという意見です>
って書き込んだ方がいます。
 
自由社の関係者の方かと思ったら、自分のブログで韓国からの抗議について
<かくゆう私も、読んでいない。読んでいないものを擁護するのも変だが、そこら辺は直感的に自由社の教科書に分があると思う>
って書いてます。
 
正字で通したから不合格になったなんて、当のつくる会も言ってないし、メディアも伝えてません。白表紙本を持ってるらしい俵義文さんたちの「共同アピール」にも載ってません。
 
毎日新聞の記事をもう少し詳しく引用すると、
<藤岡会長は「確かにそうだと思える指摘がほとんど。史実が正確になり質が向上した」と話している。単純ミスが多かったことについては「コンピューターの誤作動が原因」とした>

です。

「正字をたくさん使ったら見解の相違でいったん不合格になった」なんて言ってませんよ。「コンピューターのミスで誤字だらけになりました。文科省さんありがとう」って感謝してるんですよ。

そもそも正字が認められなかったからって、膨大な検定意見が付いたことの言い訳にもなりません。
 
別にその人と喧嘩するつもりはありません。いろんなデマを考える人の被害者ですから(デマ宣伝は削除させていただきました)。

扶桑社に絶縁された「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)が「自由社」という出版社から中学校の歴史教科書を文部科学省に検定に出してて、その結果がもうすぐ発表されるそうです。
 
今年度検定をしてるのは「自由社」だけだそうで、なんでこの時期に検定が行われてるのかは、ここに解説があります。
http://hatopoppo.i za.ne.jp/blog/entry/967633/
 
ネットにちらほら出てますが、「つくる会」は、検定中なのにその白表紙本の中身の一部(目次)を会報で公開してしまったそうです。
http://akiko.i za.ne.jp/blog/entry/936567/ 
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/3cf49b8fc878e04d311329a4ba48f5a3
もちろんこれは文科省の規則? 指導? に違反してます。
 
それで、その目次を扶桑社の「新しい歴史教科書」の目次と比べると、82単元に2単元加えただけで、ほとんど丸写しです。違法コピーですね。
私たちも会報を手に入れました。↓
139.jpg
 
以前書きましたが、藤岡信勝先生は「南京大虐殺」の写真研究で盗用疑惑が持たれてます。
http://groupe1984.i za.ne.jp/blog/entry/361887/
 
著作権の保護には無頓着なんでしょうか?
 
裁判でも負けてますよね。藤岡信勝先生。
http://hatopoppo.i za.ne.jp/blog/entry/956413/
 
それはともかく、藤岡信勝先生たちは八木秀次さんたち「教科書改善の会」が扶桑社の子会社の育鵬社を応援することについてこう言ってました。
 
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_070910.htm
(引用開始)育鵬社の教科書制作を支援する「教科書改善の会」(代表世話人・屋山太郎氏、事務局担当・八木秀次氏)が最近発表した教科書編集の基本方針によれば、「南京事件については、事件の存否・規模について学説上の対立があり、実態が把握できないことを明記する」とのことです。しかし、南京事件についてはこの10年で画期的な研究の前進があり、「実態が把握できない」どころか、虐殺はなかったという実態がほとんど余すところなく明らかになっています。また、基本方針は「いわゆる従軍慰安婦については、発達段階を考慮し記述しない」と書いています。裏返せば事実関係を争わないという宣言であり、つくる会の趣意書の精神とは正反対の執筆態度です。教科書問題の原点ともいうべき二つの歴史偽造を決して受け入れてはなりません。(引用終了)
 
南京事件は実態が把握できない、慰安婦のことは書かないというのは、これまでの扶桑社の教科書のスタンスですよね。これにイチャモンをつけたわけです。
 
「自由社」の教科書はほとんど扶桑社の丸写しだけど、南京事件については「虐殺はなかった」、慰安婦については取り上げて事実関係を争うということですね。なんて書いてあるのか楽しみです。
 
まさかヘタレになってないでしょうね、藤岡信勝先生!
「新しい歴史教科書をつくる会」会長の藤岡信勝先生が八木秀次先生を訴えた裁判は、当然のことながら藤岡先生の全面敗訴となりましたけど、そもそもこの裁判の発端である藤岡先生の日本共産党員歴問題でどうも腑に落ちないことがあるんですよ。私たちは藤岡先生が元共産党員だということを西尾幹二先生がブログで公表するまで知りませんでした。左寄りの立場から転向した人だとは聞いてましたけど、共産党員だったとは知りませんでした。つくる会の幹部や共産党の関係者は知ってたんでしょうけど、一般の人は知りませんよ。本人が公表してこなかったんですから。
 
ところが藤岡信勝先生は提訴の次の日の去年7月11日に「藤岡信勝ネット発信局」http://fujioka-nobukatsu.blog.so-net.ne.jp/2007-07-11で「私は、1990年8月に始まった湾岸危機・湾岸戦争を契機に思想的転換をとげ、1991年8月から1年間の在米体験によって、日本の国家的自立が課題であること、その方向で戦後教育の再検討を行わなければならないことに確信をもちました」「私はかつて日本共産党に所属していましたが、上記の思想的転換によって1991年離党し、今日に至っております。私は以上の経過を何度か文章で公表しており、隠したことはありません」と書いてますよね。↓
759.jpg

藤岡信勝先生の支持者も同じことを言っていて、例えばつくる会東京支部掲示板で「でじゃ・ぶ」こと I 副支部長が「藤岡氏が元共産党員であり湾岸戦争を機に平成3年に離党したことは本件事件以前に本人が公にしているので衆知の事実ではある」と書いてます(11月3日)。

「1991年離党し、今日に至っております。私は以上の経過を何度か文章で公表しており、隠したことはありません」…。嘘です。藤岡信勝先生は「一国平和主義」を信じていたが湾岸戦争を機にそれを脱したと書いてきましたが、共産党員だったが1991年に離党したという文章を公表したことは一度もありませんよ。公表したのは、「平成13年(2001年)日共離党」という公安当局のデータが一部で出回って、それを西尾幹二先生がブログで公表し、藤岡先生が平成18年4月10日に西尾先生のブログhttp://www.nishiokanji.jp/blog/?p=360に“私の離党は2001年ではなく1991年(藤岡先生はなぜか西暦を使います)だ”と釈明し始めてからです。
 
藤岡信勝先生が書いた本や雑誌の論文を県立図書館で全部調べました(勉強嫌いな私たちですが、一生懸命調べましたよ)。

『近現代史教育の改革ー善玉・悪玉史観を超えて』(平成8年、明治図書)やその文庫版『自由主義史観とは何か』(平成9年、PHP文庫)には
「湾岸戦争は何よりも私を含む日本人の『一国平和主義』の信仰の枠組を決定的に破壊することで、日本の近現代史への見方をも変えさせる効果をもたらした」と、「日本人」一般を巻き込んだ書き方をしています。湾岸戦争まで目覚めなかった人は珍しいので、日本人一般を巻き込んでほしくないんですけどw、それはともかく「共産党員だったが1991年に離党した」とは書いてません。

同じ本に
「それ(引用者注:湾岸戦争のこと)以前の私は、憲法第九条の理想主義を素朴に信じるという点で、ごく標準的な教育研究者にすぎなかった。湾岸戦争は、私の中にあった『一国平和主義』の信仰の枠組みを破壊する強烈な体験であった」とあります。憲法九条の理想主義を信じていた(「標準的な教育研究者」だって弁解してますw)とは書いていますが、共産党員だったとは書いていませんね。
 
『汚辱の近現代史』(平成8年、徳間書店)にも
小学生のときに姉からもらった百科事典の筆者が左翼だったから影響を受けたとか、北海道大学で「労働問題研究会」というサークルに入って「学生時代に私は社会主義幻想に深くとらえられていった」とか「湾岸からミサイルが飛んできて、私の思想の背骨を直撃した。ミサイルが破壊したのは『一国平和主義』という、戦後世代の私にとって骨がらみになっていた幻想であった」(今度は「戦後世代」はみんなそうだと言い訳してますw)としかありませんよ。
 
このように、藤岡信勝先生が「社会主義幻想」や「一国平和主義」だったけど湾岸戦争を機に脱したっていう記述はありますけど、共産党員だったけど湾岸戦争を機に離党したという経過が書かれた文章は全然ありません。藤岡先生が共産党員歴を公表したのは、上に書いたように「平成13年離党」を指摘されてからです。
 
共産党員歴について疑問を突き付けられて、あわてて「湾岸戦争のときに離党したと今まで何度も書いてるじゃないか」と反論したけど、どこにも書いてない…。そもそも共産党員だったことを明かしてなかったんですから「離党」っていう記述なんてあるはずないじゃありませんか。
 
共産党員だったことが触れられたくない過去だったら、積極的に公表する必要はありません。でも、問題になったからといって「1991年離党し、今日に至っております。私は以上の経過を何度か文章で公表しており、隠したことはありません」と嘘をつくこともないでしょう。「隠して」いたと言われても仕方ありません。歴史の偽造はいけませんよ。だから怪しまれるんじゃないでしょうか。
 
藤岡信勝先生にお尋ねします。平成18年4月より前に、あなたがかつて共産党員であり平成3年(1991年)に離党したという事実はどの本や雑誌に「文章で公表」されてるんでしょうか? 「何度か」ということは複数あるんですよね? 教えてください!
 
「でじゃ・ぶ」さんをはじめとして藤岡信勝先生の支持者の皆さんにもお尋ねします。「藤岡氏が元共産党員であり湾岸戦争を機に平成3年に離党したことは本件事件以前に本人が公にしているので衆知の事実ではある」っていうのは、何を指してるんでしょうか? 「本件事件」っていうのは、あなた方が「怪文書」や「謀略」と呼んでいる出来事ですよね? それ以前に藤岡先生が「元共産党員であり湾岸戦争を機に平成3年に離党した」とどこで公にしていますか? 答えてください!
(注)このエントリの初出はイザ!ブログです。
 
前回エントリーで書いた産経デジタルへの質問ですが、2週間たったきょうになっても回答いただけませんでした。とても残念です。質問のみ公開させていただきます。

------------------------------------------------------------------------------

前略 産経デジタル様
いつもブログを使わせていただきありがとうございます。

平成20年10月24日16時03分に

グループ1984(groupe1984)さん
【イザ!】 エントリ非表示のお知らせ
イザ!では不適切、又は法律に違反する内容が
掲載されていると判断したため、
グループ1984さんのブログ、
藤岡信勝研究のエントリ
藤岡信勝先生の代理人は統一教会の現役信者(改訂)
を非表示にしました。

とのメールをいただきました件についてお尋ねいたします。

当該エントリは、平成20年10月3日にアップしたもので、第二東京弁護士会所属の弁護士、福本修也氏が東京大学原理研究会出身で、1988年の合同結婚式に参加し、検察在職中も含めて現在に至るまで世界基督教統一神霊協会の信者である−等の「統一協会(統一教会)−情報・コメントの掲示板」の記述を引用して掲載したものですが、どの部分の記述がいかなる理由で「不適切、又は法律に違反する内容」と判断されたのでしょうか?

福本修也弁護士が特別公務員である検事時代も含めて統一教会信者であることについては、インターネット上でも活字媒体上でもさまざまな言及がされていて周知の事実です。
その中から、新党日本副代表、有田芳生氏のブログ
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/10/post_4c9c.html

弁護士の山口貴士氏のブログ
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2008/10/post-2743.html
をご紹介します。

また、当該エントリの削除にあたって、福本修也弁護士から産経デジタル様に抗議がありご迷惑をおかけしたことから、平成20年10月26日に謝罪文をエントリとしてアップしましたが、これも翌日に非表示とされ、同じ文面のメールをいただきました。
貴社への謝罪文まで削除するとは無礼ではないでしょうか?
この謝罪文のどの部分の記述がいかなる理由で「不適切、又は法律に違反する内容」と判断されたのでしょうか?
ご回答ください。

利用規約やガイドラインについては熟読し承知していますので、ご説明は結構です。両エントリのどの部分の記述がいかなる理由で「不適切、又は法律に違反する内容」と判断されたのかをお答えください。

なお、今回の削除はネット上で論議になっており、この質問と回答は公開させていただきたいと思いますので、よくご検討になって、世論の批判に耐え得るご回答をお願い申し上げます。早々

平成20年10月29日
グループ1984(groupe1984)
(注)このエントリの初出はイザ!ブログです。
 
このブログは「藤岡信勝研究」ですけれども、藤岡信勝先生が八木秀次さんを訴えて全面的に負けた裁判で代理人に立てたりして藤岡先生と親しい関係にある福本修也弁護士が抗議してきてるので、このことを取り上げざるをえません。
 
有田芳生さんのブログは同じように福本修也弁護士から抗議されて、プロバイダーのNTTコミュニケーションズから「削除するかもしれませんよ」と言われてましたが、最終的に「削除しません」という結論になりました。↓
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/11/post_34dd.html
 
その有田さんのブログを引用したこのブログの10月3日のエントリーは産経デジタルさんからいきなり消された(NTTコミュニケーションズのような事前の問い合わせはありません)のですが、引用元の有田さんのブログはNTTコミュニケーションズによって「問題ない」となったわけです。
 
NTTコミュニケーションズといえば、誰でも知っているように日本で一番会員が多いプロバイダーで、インターネット法規の解釈では業界をリードする存在です。リードするというか、業界の中では一番厳しい運用をしてますね。
 
お固いNTTコミュニケーションズがOKにした内容を言論の自由を守る産経デジタルさんが駄目というのは、産経デジタルさんも「早まった」と反省してると思います(現にネット上には同じ内容が削除されないでいくつも掲載されてます)。弁護士から、それもある団体の構成員から抗議されたら、訴えられたり何かされるのを恐れて「事なかれ」に走ってしまうのも無理はないのかなとも思います。なので、抗議されることになってしまってご迷惑をかけてごめんなさいという謝罪文を10月26日にエントリーしたのですが、それも消されてしまいました。
 
で、10月3日と26日のエントリーのどこの部分が法律やイザブログのルールに違反しているのか、10月29日に産経デジタルさんに問い合わせたのですが、今のところ返事はありません。返事が来しだい、質問文と回答文を紹介したいと思います(もしこのブログが使えなくなっても、ほかで紹介しますから)。
 
人間、間違いはあるもので、反省してる返事なら紹介するつもりはないし、消されたエントリーが復活されるなら別に返事は必要ないんですけども…。
copyright © 2011 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
FC2ブログ