藤岡信勝研究
「新しい歴史教科書をつくる会」会長、拓殖大学客員教授の藤岡信勝先生の業績について多角的に研究
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バレたら仕方がない
「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長が、拓殖大学を退職して客員教授(非常勤)でしかないのに、「拓殖大学教授」と肩書を詐称し続けている問題で、拙ブログ既報の通り、チャンネル桜が昨日、「拓殖大学客員教授」と表記した。
授業づくりネット3
「授業づくりネットワーク」という雑誌が6月号で“藤岡信勝特集”をやっている。藤岡信勝氏は共産党員時代の平成元年、『授業づくりの発想』(共産党教員ご用達の日本書籍発行)という本を出して授業論の研究者としての地位を固めたのだそうだ(知らなかった)。
 
藤岡信勝氏は「授業づくりネットワーク」の初代編集代表だそうだ。6月号では7人の学者や現場教員が20ページ以上にわたって『授業づくりの発想』を再評価し、「『授業づくりの発想』は、こういう意味で授業づくりの画期をなす文献」「現在も私の授業づくり、授業を観る際の基盤となっている」「藤岡氏の提唱した授業を構成する4つのレベルの授業論。これは、現在も多くの教師に役立つと考える」などと礼賛している。
 
つまり藤岡信勝氏には戻る場所があるのである。教員たちが温かく迎えてくれるのである。
 
昔の仲間の所へ行けば、心にもない天皇崇拝を語らなくてもいいし、登壇するときに国旗に敬礼しなくてもいいし、二礼二拍手一礼を覚えなくてもいいのである。受け入れてくれる大学が出てきて、客員教授なのに教授だと名乗る必要もなくなるかもしれない。
 
一度転向するのも二度転向するのも同じである。あの10年間はディベートだったと言えばいい。
産経デジタルが運営する「MSN産経ニュース」にこんな記事がアップされている。

「誇りある日本の歴史と日本人」藤岡信勝氏、22日講演  青森
2010.7.17 03:46
 「新しい歴史教科書をつくる会」会長で、拓殖大客員教授の藤岡信勝氏が22日、青森市の青森グランドホテルで、「誇りある日本の歴史と日本人」をテーマに講演する。
 講演会は県倫理法人会女性委員会の主催。藤岡氏は平成9年につくる会を設立し、17年に「改正版・新しい歴史教科書」(扶桑社)の代表執筆者となり、同年フジサンケイグループ「正論大賞」を受賞。
 講演は午後6時半から、同8時から懇親会が開かれる。23日は午前6時からモーニングセミナーが行われる。講演会参加費は2千円、懇親会は3千円。翌日のセミナーは無料だが、藤岡氏を囲んでの朝食会参加は1千円。申し込み・問い合わせは、中田こういちさん(090・1491・6630)。


去年の3月に拓殖大学を退職して客員教授(非常勤)でしかないのに、「拓殖大学教授」と肩書を詐称し続けている「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長について、産経新聞(地方版だが)がやっと「拓殖大客員教授」と正しい肩書で報道しているではないか。

本人が自称しているのではなく産経新聞(の地方支局)と産経デジタルの認定だが。

では一体、藤岡信勝が肩書を詐称しているという事実に触れた3つのブログを閉鎖した産経デジタルの措置は何だったのか。

そして、自称教授は産経に抗議しないのか? 「客員教授も教授の一種」と言っていたんじゃなかったのかな。
藤岡信勝客員教授が代表執筆者である自由社版教科書に載っている
キトラ古墳の写真は裏焼きだそうだ。恥ずかしい。
http://d.hatena.ne.jp/tsukurukaiwatch/20100630/p1
拙ブログの研究テーマである「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長が、拓殖大学を退職して客員教授(非常勤)でしかないのに、「拓殖大学教授」と肩書を詐称し続けている問題で、チャンネル桜に近い人から情報提供があった。
 
チャンネル桜の水島総社長は、藤岡信勝氏の肩書について、今後出演させるときは
「拓殖大学客員教授」と表記することを決めたそうだ。

 
出演の機会があるかどうかは知らないが。
 
拙ブログは元々「イザ!ブログ」にあったが、藤岡信勝の肩書詐称をスクープした別のブログを引用した後に、そのブログとともに閉鎖されてしまった。しかしその記述がすべて事実であることは当初から明らかだ。チャンネル桜のように、指摘に従って表記を改めるメディアも出てきた。
 
言論封殺によって拙ブログは大きな損害を受けた。ストーカー的抗議を行った犯人は分かっており、今後追及していきたい。しかし真摯な謝罪があれば、武士の情けで勘弁してもいい。連絡を待ちたい。
 
groupe1984@livedoor.com
二階堂ドットコムより全文転載
(注)文中のリンク先は言論封殺によって削除されています。

<保守さんより>かつては少々名の通った「保守系」学者だった藤岡信勝センセー(新しい歴史教科書をつくる会会長、元共産党員)は去年の3月まで拓殖大学教授だったのですが、その後もずっと「拓殖大学教授」と肩書を詐称して産経新聞だの「正論」だの「WiLL」だの文部科学省検定教科書だのに書いています。それをバラした産経のイザブログに圧力がかかって、見れなくなりました。

↓アカウント取り直したみたいですが、いつまた圧力がかかるか分かりません。

http://projectj.iza.ne.jp/blog/

 拓殖大学程度の大学の「教授」の肩書にしがみつく藤岡信勝センセーも、言論封殺する産経もセコいと思います。政治家にしても学者にしても、「日本人の誇り」などと立派なことを言っている人の真贋を見抜く目が必要だと思います。その点、二階堂さんはインチキを嗅ぎ分ける嗅覚がすごいと思うのですが、秘訣を教えてください。

(コメント)産経新聞なんてダメだよ全然。だいたい、産経デジタルの近藤はいつの間にか社長になっていたよ。一回会っただけで「二階堂は知ってるんだ」ってほかで言いふらしていたらしくて、それっきり信用してないんだけどね。まぁ、その程度の奴が社長でやってるところなんて、程度がわかるでしょ。元々宮本ちゃんに紹介してもらったんだけどね。それにしても、この藤岡というオッサンはよう知りませんが、”ツゲ”大学の教授として詐称するとは、ちっちゃい奴ですなぁ。”ツゲ”程度の教授だったらバレないと思ったんだろうね・・・。間違っていたっていいわけはないだろうしね。あれだけ使ってると・・・。あ、タクショク大って読むんだっけ?ま、どうでもいいや。そんなくだらない肩書きがないと人が相手にしてくれないんだったらかわいそうな話だね。うちにはなんの肩書きもないよ。別に困らないけど・・・雑誌とかマスコミの執筆は全部断ってますし。

 さて、インチキを見分けるコツなんて簡単で、最初から誰も信じないことですよ。テレビだろうが政府だろうがなんだろうが。疑いまくればアラが見えます。だいたい、地味な奴にインチキはいませんね。派手な奴にインチキが多い。もちろん、うちのサイトもインチキかもしれない。みなさん、今後も大いに疑ってください。で、うちを悪者にして話が終わるのであれば利用してもらってもよし。うちはどこに何言われようと最後はどうにでもなりますから。まあ、そんなときは、面白い情報の一つでもいただければ幸いです。

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