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“JR在来線責任持って復旧”

4月5日 22時1分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東日本大震災の地震や津波で甚大な被害を受け、復旧の見通しがたっていない大船渡線や気仙沼線など7つの在来線について、JR東日本の清野智社長は、地元自治体とも協力しながら、責任を持って復旧させる考えを強調しました。

今回の地震や津波では、JR東日本の東北地方から関東地方にかけての路線で、駅舎や路線が流出するなどの甚大な被害を受け、不通になる区間が相次ぎました。JR東日本によりますと、これまでの復旧作業で、▽東北新幹線は今月下旬までに、▽在来線では東北線が今月中旬に、全線で運行を再開する見通しです。しかし、▽気仙沼線の全線と、▽八戸線をはじめ、▽山田線、▽大船渡線、▽石巻線、▽仙石線、それに福島第一原子力発電所の事故で避難指示になっている地域がある▽常磐線のそれぞれ一部の区間は、運転再開の見通しが立っていません。これらの7つの在来線について、JR東日本の清野社長は5日の記者会見で、「地元自治体と一緒に、復旧の在り方を検討したい。すぐに工事にはかかれず、時間がかかるかもしれないが、復旧に全力を挙げたい」と述べ、地元自治体とも協力しながら、責任を持って復旧させる考えを強調しました。