宇土市院長婦人殺害事件で田尻容疑者を送検 (2011年3月27日
17:24 現在)
7年前、宇土市走潟町で院長の妻を殺害し現金などを奪ったとしてきのう39歳の男が再逮捕された事件で、男は犯行の数年前に宅配の仕事で被害者の自宅を訪ねていたことがわかりました。 強盗殺人の疑いで再逮捕、送検されたのは熊本市の無職田尻賢一容疑者39歳です。 田尻容疑者は2004年3月、宇土市走潟町の医師、中津卓郎さんの妻、千鶴子さん当時49歳を自宅の玄関で殺害し現金およそ10万円などを奪った疑いです。 県警によりますと田尻容疑者は「数年前に宅配の仕事で中津さんの自宅に行ったことがあり金がありそうで狙った」と供述しているということです。 また関係者によりますと、田尻容疑者は犯行当日、インターホンを押して「ぜんそくの発作がひどい、吸入器を下さい」と嘘を言って千鶴子さんに玄関のドアを開けさせその後、持ってきたスパナで千鶴子さんを殴りつけ台所にあった包丁で刺したと話しているということです。 容疑者の逮捕を受けて夫の卓郎さんは「絶対に許すことはできません。 償いは極刑しかないと思います」とコメントしています。
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