福島第1原発で放射線物質を検出、炉心溶融の可能性=報道
[東京 12日 ロイター] NHKや共同通信などの国内メディア報道によると、原子力安全・保安院は12日午後、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)の福島第1原発の1号機周辺で核分裂時に発生するセシウムという放射性物質が検出されたため、炉心にある核燃料の一部が溶け出たとみていると発表した。
共同通信によると、原子力・安全保安院の幹部は炉心が溶けたとみているという。
福島第1原発から半径10キロ以内の住民には避難指示がすでに出ている。
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