入閣拒否

27 3月, 2011 (00:05) | 政治 | By: 村夫子

菅総理が自民党の谷垣総裁に
副総理兼震災復興担当相での入閣を要請したところ
谷垣氏に拒否されたと報じられた。
自民党のイメージは急落する。

“未曾有の大災害に接して
何をいまさら党利党略に拘っているんだ”
“谷垣さんは何と器の小さい政治家なんだ”
などと取り沙汰された。

   

 <写真> 真実はどこに、、(産経MSN)

自民党の議員に聞いてみた。
“何を言ってるんだ。入閣を言うなら
自分では無理なんで変わってやって下さい”
と言うのが筋ではないか、、、

取材をした田原総一朗は言った。
菅さんは谷垣さんに電話連絡し
その場で即答するよう要請したらしい。
すぐに返事など出来る筈ないのは誰にだってわかる。

間髪おかず“じゃあ断ったという事で良いですね、、、”
この会話の意味はいったい何なのか?
そういう風に発表しますよという意味なのか。

かくして新幹線に乗っていた私は
“谷垣入閣拒否”とだけ書かれた車内一行ニュースを見る。
いきさつをカットされたこの文章だけを見た人は
自民党を批判するのも無理はない。

真相は当事者にしか分からないけど
こういう形で公になったのなら自民党も
しっかり説明して“そうではない”という事を
発信しなければならない。

菅さんがひどいのは相変わらずとして
こんな説明も取り上げて貰えない自民党も落ちぶれた。
訴追されている小沢さんはどこで何をしているのか?
当然何度か盛岡には入っていると思うが、、、

菅さんは助けを求める相手を間違っている。

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*心に残った言葉 <497>

困難は忍耐を育て、忍耐は練られた品性を生み
その品性は希望を生み出す。

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2007年3月5日号 ゴルフジャーナリスト 宮崎紘一

村夫子拝(3536・1060)

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