先週からお世話することになった震災被災犬の「こじろう」

正直、ボランティアの崇高な精神が折れそうになるほど大変です。

自慢じゃないが、うちのラブラドールの「ロデム」は自己流ながらちゃんとしつけが入っているので、いつどんな時でも決して悪さはしません。
「ここまでを望むのは贅沢だが、最近、飼われている大型犬ならば、ある程度言うことを聞いてくれるだろう・・・」、と期待して引き取ったのですが、甘かった!

しつけ云々というより、ボーダーコリーという犬種、オスの性別、そして2歳というやんちゃざかりの年齢は軽く想像を超えておりました。

いろいろと家の中で悪さをするので外に出したのですが、この犬種は脱走癖があるらしく、既にこの一週間に2回、脱走しました。

1回目は最初に中庭テラスに放した直後、ルーバーと地面の30cmくらいの隙間から脱走。その後、木の板でスペースをふさいでも、コンクリートブロックで隙間を無くしても器用に障害物をどかし、逃走用の経路を作ろうとしています。

2回目は今日。狂犬病のワクチンを打つために2匹を連れて車で動物病院に行き、帰りの環状八号線の練馬あたりで走行中、鋭い「ウォン!」とロデムの吼え声が聞こえたので、後部座席に目をやると、何と犬が一匹だけ。バックミラーに目を移すと、遥か後方の中央分離帯にもう一匹のボーダーコリーが! 

こ・・・こいつ、窓から飛び降りやがった!

一瞬目を疑いました。慌てて迎えにいって事なきを得ましたが(汗)、預かっているよそ様の犬なので、何かあったら責任をどうとったら良いのか。

とりいそぎ、犬用のシートベルトは購入ですね。

まあでも、環境が変わったので、福島に帰りたいんだろうなあ・・・
その気持ちは分からんでもない。でも避難区域の家なので、帰っても誰もいないから!