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2011年4月4日(月) 19:15 |
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住宅用の資材など製造急ぐ
被災地では仮設住宅の建設が急務となっています。 岡山県内の工場でも、被災地に送られる住宅用の資材や、仮設トイレの製造が、急ピッチで進められています。
先の見えない避難所生活。 被災地では、仮設住宅の建設が急務となっています。 資材不足も懸念される中、倉敷市船穂町の精密板金加工の会社では、先月28日から、閑散期で休止していたラインを稼動させ、昼・夜2ライン態勢で、プレハブ住宅の壁となるパネルの製造にあたっています。 この時期、通常は1日1000枚程度のということですが、少しでも多くの資材を被災地へ送るため、作業員を6人から、10人体制にし、1日2500枚を組みあげています。 プレハブ住宅の壁となる材料は、仮設住宅の建設場所が決まり次第、被災地へ送られる予定です。 一方、仮設住宅を建設する業者向けに、仮設トイレを生産するプラスチック製品の製造会社もフル稼働です。 この工場では、年間900基だった製造能力を、9月までに2500〜3000基にまであげる計画です。 他の工場からの応援や派遣の作業員などを動員し1日30基の目標をたてて、作業に追われています。 被災地の復旧作業に伴い、建設現場に欠かせない仮設トイレは、今後需要が一気に増えることが予想されるため、会社ではさらに残業や作業員を増やすことで、対応したいとしています。
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