ここから本文です
最終更新:2011年4月5日(火) 6時15分

韓国で反原発集会、誘致に反対の声

動画を他のプレイヤーで見る


 福島第一原発の事故を受け、韓国の地方都市で大規模な反原発集会が行われました。

 「原発に安全なものはない。集まった人たちは原発の誘致計画に反対の声を上げています」(記者)

 「原発誘致計画、撤回しろ」(参加者)

 新しい原発の建設候補地に名乗りを上げている、韓国東部沿岸のサムチョク市。4日、市民団体らおよそ800人が参加した反原発集会が開かれました。

 21基の原発が稼動する韓国。総電力量のおよそ31%を原発で賄い、今も7基が建設中です。

 韓国政府は、原発による発電を2024年度までに総電力量の48%にまで引き上げる計画ですが、ここサムチョク市でも福島第一原発の事故以降、見直しを求める声が大きくなっています。

 「簡単に言うと核は死だと思います。ほかに何がありますか」(参加した市民)

 原発推進計画に変更はないとしている韓国政府。福島第一原発の事故以降高まる国民の不安に、どのように答えるのでしょうか。(05日04:11)

この記事の関連ニュース

2011年4月5日(火)のニュース一覧