中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

佑 目指すは先発完投型

2011年4月5日 紙面から

 日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=が4日、「先発完投型」への回帰を誓った。これまで実戦で3度先発しているが、自己最長は3月27日のロッテ戦と3日の楽天戦の5イニング。次回は10日にイースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)に先発する予定。この日、チームとともに福岡入りした斎藤は「週に1度しか投げないし、投手としては完投を目指したい」と意気込んだ。

 試合の最後までマウンドに立っていたいというのが、投手としての本能だ。「目指すところは完投。スタミナには不安はないし、他のピッチャーにも迷惑がかからない」。3日の楽天戦では本調子でないながらも、5イニングを3失点。首脳陣にもゲームをつくる能力を認められたが、それに満足はしていない。

 ロッテ戦は5イニングで82球。楽天戦は80球を要した。より多くのイニングを投げるため、斎藤が課題に挙げたのは直球の質の向上。「打線が何巡もする中で、真っすぐと分かっていてもファウルになったり、内野ゴロになるボールを投げないといけない」と打者を押し込める直球が必要と認識。「大学のいいときよりもさらに上に行かないといけない」と一段上の真っすぐを追求していく。

 開幕前最後の調整登板となるヤクルト戦は、吉井投手コーチも「次は行けるところまで」とゴーサイン。100球前後がメドとなる見込みだが、あくまで完投を目指してその右腕を振る。 (臼杵秀之)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ