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【プロ野球】

ヤクルト 和田を徹底マーク 練習試合・中日戦で予行演習

2011年4月5日 紙面から

 ヤクルトの小川淳司監督(53)は4日、ナゴヤドームで行われる中日との練習試合3連戦で、和田を徹底マークし、公式戦に備えて直前情報を仕入れる考えを明かした。ヤクルトは神宮球場で練習した後、名古屋へ移動した。

 昨季も15勝8敗と圧倒し、3年連続で中日に勝ち越しているヤクルトが開幕前の要警戒選手に、和田を指定した。小川監督は「うちが打たれているのは和田だからね。その前にランナーを出さないということだね」とあらためて警戒。昨季、チーム防御率がリーグ2位だったヤクルトは、中日を対戦打率2割2分1厘に封じ込めた。中日戦のチーム防御率は2・13で「中日戦は打たれている印象がない」と首脳陣も口をそろえる。和田も2割5分3厘に抑えているが、小川監督が指摘しているのは、5本塁打、11打点と得点に結び付いているところだ。

 中西バッテリーコーチは「まあまあ、いろいろやるよ。試すことはあるよ」と話し、開幕直前に、和田を徹底解剖する方針。勝敗はある程度、度外視してでも“予行演習”したい考えだ。中日には新外国人のグスマンもいるが「外国人はシーズンに入るまでわかりませんよ」と小川監督。まずは和田封じ。新戦力には、脇目も振らず和田封じの策を、この3連戦で見つけ出す。 (後藤慎一)

 

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