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【プロ野球】

巨人 新守護神に山口!

2011年4月5日 紙面から

 巨人が今季の守護神を山口鉄也投手(27)に託すことが4日、明らかになった。越智が不調で2軍落ちし、新外国人のアルバラデホは実力をアピールできず、急成長を遂げているロメロも抑えとしてはまだ物足りない。消去法的に山口に絞り込まれた。

 ほかに選択肢が見当たらない−。チームは今、予想外の事態に見舞われている。山口は貴重な左腕であるため、本音では起用法の幅が広いセットアッパーに回したい。ただ、昨季ヤンキース3Aで43セーブをマークしているアルバラデホが、実績に見合った投球を見せていないのが現状。3日の中日戦では、ブランコにソロを浴びて4試合連続で失点。必殺の変化球がないために三振奪取の能力に欠けており、クローザーを任せるのは、冒険に近い。

 川口投手総合コーチはアルバラデホについて「現状では抑えは厳しい」と初めて明言。さらに「ロメロの方が信頼度は高い」と同じ助っ人右腕にも劣っていると内情を明かした。グライシンガー、ゴンザレス、ライアルの3人が1軍が決定。残る1つの外国人枠にロメロが収まると、アルバラデホは必然的に2軍スタートになる。久保も不調から脱しきれておらず、「先発より中継ぎが不安」と話していた川口コーチの言葉が現実になろうとしている。チームはリリーフ陣の誤算に泣きながら、開幕を迎えるしかない。 (永山陽平)

 

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