大村愛知県知事:県庁に初登庁 職員に協力呼び掛ける

2011年2月15日 14時2分 更新:2月15日 14時49分

贈られた花束を手に愛知県庁に入る大村秀章知事=名古屋市中区で2011年2月15日午前9時4分、竹内幹撮影
贈られた花束を手に愛知県庁に入る大村秀章知事=名古屋市中区で2011年2月15日午前9時4分、竹内幹撮影

 愛知県知事選に初当選した大村秀章氏(50)は15日、知事に就任した。大村新知事は職員に向けた就任あいさつで「知事選で掲げた236項目のマニフェストを1期4年で実現したい。一緒に頑張ってほしい」と協力を呼び掛けた。

 大村知事は午前9時に公用車で初登庁。県庁正面玄関付近で大勢の職員に迎えられ、女性職員から花束を受け取った。知事室に入り、椅子に座った大村知事は「重厚さに改めて責任の重さを感じる」と身を引き締めた。

 幹部の一部を講堂に集めて行ったあいさつは全庁に放送され、大村知事は看板政策の「中京都構想」に触れて「アジアの大都市と戦えるように愛知・名古屋を一つにする。独立するという気持ちで取り組みたい」と意気込みを語った。

 その後、神田真秋前知事と事務引き継ぎをこなした後、臨時部長会に臨んだ。新城市の養鶏場で14日に確認された鳥インフルエンザ感染に触れ「関係部局が連携を密にして、万全を期して対策に取り組んでほしい」と指示した。午後には養鶏場付近を視察し、現地の防疫対策や被害対策などについて穂積亮次市長らと意見を交わす。【加藤潔、宮島寛】

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