積雪:関東で本格的に 群馬県で1人死亡、けが人も相次ぐ

2011年2月15日 11時6分 更新:2月15日 13時1分

前夜からの雪が積もった東京スカイツリー周辺=東京都墨田区で2011年2月15日午前8時24分、本社ヘリから
前夜からの雪が積もった東京スカイツリー周辺=東京都墨田区で2011年2月15日午前8時24分、本社ヘリから

 前線を伴った低気圧が関東地方の南海上を通過した影響で、関東地方では14日夜から15日朝にかけて本格的な雪となった。気象庁によると、各地の最深積雪は、水戸市と前橋市6センチ▽宇都宮市と横浜市4センチ▽東京都心2センチ▽千葉市1センチ--を記録。東京都心はこの冬初の積雪で、2センチ以上となったのは08年2月以来3年ぶりだった。

 この雪の影響で、群馬県では1人が死亡。けが人も相次ぎ、毎日新聞のまとめでは、関東地方と静岡県のけが人は、東京都59人▽埼玉県40人▽千葉県23人▽神奈川県17人▽静岡県1人--の計140人に上った。また、JR東日本によると、中央線など首都圏を走る4線に運休や遅れが出て、計11万6100人が影響を受けた。

 県立高校入試の前期選抜があった千葉県では、県教委が雪の影響を考慮し、午前9時25分の試験開始予定を全校で1時間遅らせた。このうち県立東葛飾高校(柏市旭町3)前では、雪がシャーベット状になった歩道を受験生たちが列を作って歩く姿が見られた。【森禎行、早川健人】

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