新燃岳:土石流の恐れ 都城市が避難準備情報を発表

2011年2月13日 18時20分

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)周辺の降雨で土石流の恐れがあるとして、宮崎県都城市は13日午後5時23分、火口から半径18キロ内の西岳地区と山田町の一部の計1148世帯2523人を対象に避難準備情報を発表した。市内6カ所に避難所を設け、高齢者ら要援護者に避難を呼びかけている。

 市によると、13日深夜から14日午前中にかけて1時間最大5ミリの雨か雪が降るとの予報を宮崎地方気象台が出したため。総雨量が20ミリに達した場合、市は避難勧告を発令する。

 一方、同県高原町は、降雨の状況を見ながら、避難準備情報を発表するかどうか判断する。【中尾祐児、遠山和宏】

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