2011年 4月 4日 福島で避難所支援の岡山県職員が報告 △▼ 東日本大震災の被災地で避難所の運営の支援などにあたっていた岡山県職員が石井知事に現地での活動を報告しました。報告したのは岡山県職員支援隊の阿部淳二隊長など５人です。支援隊は県の事務職員１７人で構成され今月１日までの４日間、福島県内８カ所の避難所で入所の受け付けや食事の配膳、ゴミ出しなどの運営にあたりました。また、現地では車上荒らしが増えていて、夜間のパトロールなども行ったということです。県では第２次の支援隊を派遣し、避難所で県営住宅の受け入れ説明などを行うということです。また今後は復興を目指し自治体機能の回復を支援するための職員の派遣が必要になる可能性があるということで、県では要請があれば応じたいとしています。 原発事故で香川県産野菜の輸出にも影響 ▲▼ 福島第一原発の事故で香川県の農産物の輸出に影響が出ています。浜田知事は検査に時間がかかり品質が悪くなるとして東南アジア向け農産品の輸出を停止していることを明らかにしました。輸出を停止しているのはマレーシアとシンガポール向けのイチゴと青ネギです。原発事故を受け現地の放射能検査が、強化され、検査時間が１日から３日に伸びたためで、その間に品質が悪くなるとして先月１５日から輸出を停止しているということです。県では取扱量は少なく、県の農業に影響はないと見ています。またヨーロッパの各国で作るＥＵが香川県など福島原発から離れた３５の道府県に対し、食品の産地証明書を求めていることを受け、県で発行できるよう国と協議しているということです。 香川県議選　広報車出発式 ▲▼ 今月１０日に迫った香川県議会議員選挙の投票を呼びかける広報車の出発式が４日朝、香川県庁で行われました。出発式では香川県選挙管理委員会の福西竜也書記長が、「これから１週間、１人でも多くの有権者に投票してもらうよう広報に努めましょう」とあいさつしたあと職員が高松市や坂出市などに向け３台の広報車に乗り込み出発しました。広報車は投票日当日まで香川県内各地を回り有権者へ投票を呼びかけます。また県内では２４カ所に期日前投票所も設けられています。香川県議選の投票率は前回、５４．１２％と過去最低となっていて県選管では「広報活動を通じ投票率のアップにつなげたい」としています。投票日は今月１０日で即日開票されます。 鶴山公園のサクラ　開花 ▲▽ 岡山県北にも春の便りです。サクラの名所、津山市の鶴山公園で４日、サクラの開花が発表されました。例年より３日遅い開花です。ソメイヨシノなど約１０００本のサクラが植えられている鶴山公園。サクラの開花は園内にある標本木に５，６輪の花が咲くと発表されます。４日、津山市観光協会の職員が標本木で５、６輪以上が咲いているのを確認しました。鶴山公園のサクラは例年４月１日前後に開花しますが今年は先月の冷え込みが厳しかったことなどから例年より３日、去年より９日遅れの開花となりました。津山市観光協会によりますと今週末頃には満開になるということです。