「被災地で略奪」などのデマに注意呼びかけ

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「被災地で略奪」などのデマに注意呼びかけ

< 2011年4月1日 22:47 >
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 「略奪が横行している」などのデマにより、東日本大震災の被災者に不安が広がっているとして、警察はチラシを配るなどの対応に追われている。

 警察庁によると、デマの事例として「若者は鉄パイプを持ち、自動販売機を壊したり、死者から財布を盗んだりしている」「窃盗団がボランティアを装い、金品を盗んでいる」「外国人が被災地をあさり、ろうそくをともしている老婆を殺している。女性はレイプされて裸で捨てられた」といったインターネット上の書き込みがあったという。

 ほかにも、「いまだに救助が来ず、餓死する赤ちゃんや高齢者が後を絶たない」という書き込みや、「偽の給油整理券と引き換えに、現金をだまし取られる被害が発生している」という口コミのデマも確認されている。

 警察庁によると、こうしたデマは避難所での口づてや携帯電話のメールなどでも広がり、不安に感じる被災者も多いという。そのため、岩手や宮城、福島の各県警は、被災者らにチラシを配る他、ホームページ上で注意を呼びかけている。さらに、ネット上の情報については、サイバーパトロールを行い、削除するよう求めるなどの対策を進めている。

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