この本はコピーライティングの実践集ではあるが、根底には「人と人とがつながり合う」というメッセージがこめられている。同じ世界観を持つ人と人とがつながるビジネスを展開するうえでの教則本のような位置づけだと考えている。
今後、ボランティアやNGOなどが中核的な役割を果たす社会では、この本に書かれているような“呼びかけの作法”が重要になるだろう。
規模の小さいレベルで活動する人たちが新しい社会を構築し、必要な応援者を集めるときに参考にできる「呼びかけの文例」がこの本にはぎっちり269例、詰まっているからだ。これから発展していくコミュニティビジネス、ソーシャルビジネスの日本のリーダーたち、そして動乱の真っ只中にいるみなさんに、ぜひ参考にしていただきたい。
そして、この本の著者であるロバート・コリアー氏(1885~1950)は、第一次世界大戦、世界大恐慌、戦時下経済、軍国主義、第二次世界大戦と、人類にとって悲惨な時代をしたたかに生き抜いた人物である点を忘れてはならない。
本書は716ページという大著だが、そんな困難な状況下でも、モノを「売る」ことができたコリアー氏のたくましさから、我々は必ず悲劇を乗り越えることができるという希望を感じ取れるだろう。
確かに、70年以上前の1937年に出た本であるため、表面的に読めば誤解されてしまう点もあるかもしれない。
しかし私は、70年前の本だからこそ、危機的状況あるみなさんに活用してほしい本だと考えている。
なぜなら、判断の難しい時代や究極の選択を迫られながらすごした人は、同時代にはもはやいないのだから。
そうした意味でも、あなたがこの本を手に取る価値は大きいはずだ。
若き神田昌典氏が8万円をはたいてむさぼり読んだという、『伝説のコピーライティング実践バイブル』がついに発売されました。3月25日の土井英司編集長「ビジネスブックマラソン」でも紹介されました。ぜひ、ご一読ください!
現在、本書のアマゾンキャンペーンを実施中です。4月9日23時59分までにアマゾンでご購入いただいた方のうち、抽選で80名様を5月11日に都内で行われる、神田昌典特別講演会、に無料ご招待いたします。お席が限られております。お申込みはいますぐ!詳しくはこちら→http://bit.ly/hwQBa1