先月末、和歌山県かつらぎ町にあるお堂から仏像16体を盗んだとして、無職の夫婦が逮捕されました。夫婦は容疑を認めているということです。
警察によりますと窃盗などの疑いで逮捕された、いずれも住所不定・無職の植林浩容疑者(53)と、妻のさおり容疑者(43)は先月31日、和歌山県かつらぎ町にあるお堂に侵入し、仏像16体、あわせて100万円相当を盗んだ疑いがもたれています。盗まれた仏像が大阪の古物商に持ち込まれたという情報を元に警察が捜査し逮捕につながりました。夫婦は車で生活していて、警察の調べに対し、「生活費がほしかった。他にもやっている」と容疑を認めているということです。和歌山県内では、去年から仏像が盗まれる事件が相次いでいて、警察は余罪があるとみて調べています。
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