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【サッカー】

浦和、埼スタで節電ナイター 今夏の電力不足対策で

2011年4月4日 紙面から

 浦和が、今夏の埼玉スタジアムでのナイター開催に向け、大規模な節電策を計画していることが3日、明らかになった。東日本大震災や福島第1原発の事故の影響で危機的な電力不足が予想されるため、スタジアムの照明を支障のないレベルまで減灯したうえ、大型電光スクリーンの使用中止なども検討している。クラブ側は「可能な限り節電できるよう努力したい」としている。

 6月以降の日程は15日に発表されるが、夏の暑さや選手コンディションを考慮して、原則として開始時間は午後6時以降に設定される見通し。

 ナイター開催に向け、クラブ側はスタンドの照明をプレーや観戦に支障のないレベルまで落とすシミュレーションを開始。Jリーグ規約にある基準(1500ルクス)に抵触しないよう、「これから検証作業を進めていく」という。

 「スクリーンは両方必要か。それとも一つでいいのか、二つともいらないのか」と、両ゴール裏スタンド最上部に設置されている大型電光スクリーンの使用中止や使用制限なども検討。コンコースや外周通路の照明を観客の安全確保ができる最小限まで下げたり、場内ショップの減灯も選択肢に入っているという。

 3、4月の公式戦中止分は7月に組み込まれ、夏場は過密日程を強いられる。クラブ側は「選手のコンディションを考えると、ナイターは避けられない。その中で、少しでも節電できるようにスタジアムと話し合っていく」としている。 (松岡祐司)

 

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