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【プロ野球】

「ハマればそこそこやれる」 星野監督の悪い予感的中

2011年4月4日 紙面から

 星野監督の“予言”がズバリ的中した。楽天は1回、立ち上がりの斎藤を5安打と攻め3点をもぎとったが、2回以降は好機はつくるものの決定打は出ず。最終的に勝ち星を献上し、「初回(1回)はうちは強いチームやったな。しつこさが足りない? まさにそれやな」と苦笑いを浮かべた。

 闘将は試合前、斎藤についてこう話していた。「(自分のパターンに)はまるまでに時間はかかるが、はまれば集中してそこそこやれる投手」。さらには「オレの新人のころよりずっと上。体はどこも悪いところはないんだろ。まだまだ伸びるよ」と持ち上げ、球威不足についても「そりゃ、ダルビッシュとか岩隈と比べるからだ。体重が乗ってこない投手はたくさんいる」と弁護。「うちの打線は(他チームの投手に)自信をつけさせる打線だからなあ」とまで話していた。

 試合後は斎藤について尋ねられると「よそのピッチャーはどうでもいいんだ」と話しただけ。それよりも自軍の攻撃の淡泊さを嘆いているようだった。

 「なかなか(あっさりしたチームの)体質はすぐには変わらんけど、われわれ(首脳陣)は繰り返し言うのが仕事。選手だけが悪いわけじゃない。根比べだ。負けないよ」。最後は自分に言い聞かせるように話し球場を後にした。 (後藤慎一)

 

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