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【プロ野球】

竜に2被弾「リード甘い」 原監督が阿部に苦言

2011年4月4日 紙面から

 黙って見過ごすことはできなかった。試合後の会見。巨人・原監督が「苦言を呈すなら、慎之助のリード」と珍しく自ら切り出した。名指しされたのは阿部。“徹底マーク”のはずの和田とブランコに計3発を許した主将に厳しい言葉を浴びせた。

 グライシンガー、アルバラデホともに早いカウントで簡単にストライクを取りにいったところを被弾。和田とブランコには昨季も7本ずつ献上している。「対中日、という部分で(考えると)リードが甘い」。軸となる阿部が二の舞いを演じたことに指揮官は我慢できなかった。

 沢村の剛腕で“ナゴヤドーム恐怖症”を振り払ったはずが、1日で悪夢の再来。川口投手総合コーチは「投げるのは投手。(失投を)放った投手の責任」と阿部をかばいながらも、「ここ(中日)を倒さないと優勝はない。スキを見せないことが1番大事だったんだけど…」と敵地連勝を逃した悔しさを隠せなかった。

 ただ、最も重要なのは公式戦での竜倒だ。最初の対決は5月6〜8日の3連戦(ナゴヤドーム)。「この失敗を成功につなげる(ことが大事)。チャリティーマッチで良かったと思うしかない」と川口コーチ。まだ対策を練る時間は十分に残されている。落合竜を制せずしてV奪回はない。 (井上学)

 

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