ジャニーズ事務所の全タレントが参加する東日本大震災の被災者支援プロジェクト「Marching J」の募金イベント最終日が3日、東京・代々木第一体育館前広場で行われ、1、2日目を上回る16万1000人が駆け付けた。3日間の合計参加者は約38万9000人となった。
史上最大の募金イベントのフィナーレは、ジャニーズ・オールスターによるスペシャルなショーとなった。2日目に続いて5人で駆け付けたSMAPはV6、Hey!Say!JUMPと共にステージに登場。後輩たちが生歌を披露すると、デビュー以来初めてというアカペラで「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」を歌った。
事務所の長男格の近藤真彦(46)、次男格の少年隊・東山紀之(44)らも駆け付けると、さらにテンションはアップ。東山にあこがれて事務所に入った草ナギ剛(36)は、大先輩の前でバック転を3度披露。SMAPに代わって駆け付けた嵐の大野智(30)、相葉雅紀(28)、松本潤(27)も先輩たちとの共演トークで盛り上げた。
この日は午前5時半には1万8000人が駆け付け、11時半には6万3000人を突破。行列は明治神宮の中まで達し、3日間で最多動員を記録した。午後6時に最後のファンが募金を終えると、ステージにタレント、スタッフが全員集合。マッチが「感動で言葉もありません。何年になるか分かりませんが、一丸となって頑張りましょう」と締めくくった。募金の集計については「プロジェクトの途中」という理由から後日発表される。
[2011/4/4-06:00 スポーツ報知]