【原発】放射性物質の許容範囲緩和へ 食品安全委(03/29 18:37)

 食品や飲料水に含まれる放射性物質について、内閣府の食品安全委員会は、健康への安全性に対する許容範囲を広げる方針を決めました。

 食品安全委員会が緊急で取りまとめた報告書では、放射性セシウムについて、現在の年間5ミリシーベルトから2倍の10ミリシーベルトまで許容することを盛り込みました。専門委員からは「放射性セシウムは、20ミリシーベルトまでの放射線線量であれば特段の健康への影響は考えられない」などの意見が大勢を占めました。
 一方、放射性ヨウ素については、これまで通り年間50ミリシーベルトを上限とすることで合意しました。

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