凹凸舗装を苦手とする輩(やから)
▼横断歩道と同じゼブラ状(写真1)で、緑の部分が隆起し数ミリほど段差が生じている。また、表面はすべり止めを施したのか、ザラザラしている。歩行には何ら影響はないが、自転車で走行すると振動が激しく伝わり、前カゴから荷物が飛び出しそうなママチャリもいたほどだ。
▼特に、競技用自転車の爆走対策に有効だ。競技用自転車が履くタイヤは空気圧が高いため段差を吸収するクッションの役目がない。ハンドルやサドルを通じて振動が体全体に響き渡り高速走行が困難となる。ペダルをこぐのを断念する輩(やから)も続出し、スピード抑止に絶大な効果を発揮している。ペダルを止めることで、前回の記事で話題にした「ラチェット音」が聞けるため、後方から接近する競技用自転車の存在を知ることができ、歩行者は安全だ。
▼目の錯覚によって障害物に見せる、立体路面標示「イメージハンプ」(写真2)も施されていた。が、減速する自転車は見当たらず、こちらは全く効果がない。3Dメガネでもかけなければ立体に見えないのであうか、それとも、一度通過したことで「学習」したのであろうか。いずれにせよ、サイクリングロードだけでなく競技用自転車乗りが集まる道路をしらみつぶしに洗い出し、凹凸舗装を施すべきだ。
長いカーブとともに凹凸が施されている(写真1)
平面にしか見えない「イメージハンプ」(写真2)
| 23:54 | コメント:9 | trackbacks:0 | TOP↑
No title
毎日の取材活動ご苦労さまです。
凹凸舗装は効果ありそうですね。
反して、立体路面標示「イメージハンプ」は頼りないですね。
農作物を荒らすカラスやイノシシなど害鳥、害獣と戦うつもりで、競技用自転車と向き合っていかないといけませんなあ。
まったく税金の無駄遣い。そして国益を害することにもつながります。
| 世界のひとさん | 2010/01/26 20:53 | URL |