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暴力団:滞在拠点、新たに規制対象に 兵庫県で条例施行

 日本最大の指定暴力団・山口組の総本部がある兵庫県で、暴力団幹部の新たな滞在拠点の運営を事実上禁ずる暴力団排除条例が1日、施行された。組事務所だけでなく、滞在拠点も規制対象にするのは全国初。

 条例では、滞在拠点について、暴力団幹部の連絡用の施設と定義。事務所に準じると位置付け、学校などの周囲200メートル以内で運営することを禁じた。

 違反があった場合は中止命令が出され、従わなければ1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科す。拠点として使用されることを知りながら、不動産業者や建設業者が暴力団関係者と契約を結ぶことなども禁じている。

毎日新聞 2011年4月1日 12時55分

 

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