福島第1原発:行方不明の東電社員2人 遺体で発見

2011年4月3日 11時37分 更新:4月3日 12時12分

 東京電力は3日、福島第1原発4号機のタービン建屋地下で、東日本大震災直後から行方不明になっていた社員2人が遺体で見つかったと発表した。多発性外傷による出血性ショック死で、3月11日午後4時ごろに死亡したとみられる。福島第1原発で東電社員の死亡確認は初めて。

 東電によると、遺体で発見されたのはいずれも第1運転管理部に所属する小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。2人とも3月30日に発見されたが、付着した放射性物質の除染作業が必要だったという。

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