乱戦あいち 目立つ"共闘" 年末年始の戦い
11.01.05
2月に行われる愛知県知事選挙と名古屋市長選挙。
注目の選挙に出馬する候補者にとって、人出の多い
この年末年始は知名度を上げるチャンスでした。
特に目立ったのは、タッグを組んでのPRです。
去年の大晦日...
大勢の若者たちに混じってスケートを楽しむ候補者がいました。
知事選に名乗りをあげた大村秀章氏です。
「何十年間ぶりだよー」
(知事選候補者・大村 秀章氏)
そこに現れたのは、盟友・河村たかし市長。
2人で仲良く新年を迎えようというわけです。
「なーごらっちょなごらっちょ」
(名古屋市・河村 たかし市長)
「燃えよードラゴンズ」
(知事選候補者・大村 秀章氏)
このあと2人一緒に初詣へ。
ぴったりと寄り添うのは、メディアのカメラに
収まるように、との計算からです。
「どえりゃ―元年。新しい元号はどえりゃ―でどうだ」
(名古屋市・河村 たかし市長)
日が昇るにつれて、参拝客でごった返す熱田神宮。
そこに現れたのは、民主党が推す御園慎一郎氏と石田芳弘氏。
こちらもタッグを組んでの登場です。
「御園ね。大きくなったら覚えておいて。
(名刺を)お父さんにあげて」
(知事選候補者・御園 慎一郎氏)
とにかく名刺を配って顔を売る2人。
同じタッグでもパフォーマンスが得意な
大村・河村チームとはちょっと違います。
「我々はオーソドックスコンビ。正統派コンビ」
(市長選候補者・石田 芳弘氏)
2人が参拝を済ませると、思わぬ人が...
「あけましたおめでとうございます」
(知事選候補者・重徳 和彦氏)
鉢合わせしたのは自民党県連が
知事選候補に推す重徳和彦氏です。
タッグチームにシングルで挑む重徳氏、
自らの心境を織田信長に例えました。
「信長公の桶狭間の戦いにあやかりたい。
大きな相手を倒すぞ。小さい勢力であれ最後は倒す」
(知事選候補者・重徳 和彦氏)
タッグ戦とシングル戦が混在する今回のダブル選挙。
2月6日に迫った注目の選挙には、
ごらんの候補者も名乗りをあげています。