漢字の読み方・書き方、話し言葉の表現、敬語の使い方など、間違いやすい言葉を覚えて、どんなときでも恥をかかないように、正しい日本語を、身に着けましょう。

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  ┏┏┏┏┏　≫≫≫正しい日本語を、身に着けましょう≫≫≫第５号
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　┏┏┏　　漢字の読み方・書き方、話し言葉の表現など、   　　　　　　
  ┏┏　　　　　　　どんなときでも、恥をかかないようにしましょう。
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  目　次

  　・ご挨拶

　　・今日の問題

　　・答え・解説など  　

　　　　
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   　　　ご挨拶


　【正しい日本語を、身に着けましょう】発行人の加藤　勝英です。

　　正しい日本語は、むずかしいですね。

　　漢字の読み方・書き方、話し言葉の表現、敬語の使い方など、

　　間違いやすい言葉を覚えて、どんなときでも恥をかかないように、

　　正しい日本語を、身に着けましょう。


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　　正しい日本語を、身に着けましょう・５


　　漢字の読み方

　　　次の漢字を読んでくださいね。



　　１　許嫁

　　２　役畜

　　３　一殺多生

　　４　回向

　　５　会式

　　６　うら盆会

　　７　追銭



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　　簡単でしたか

　　では、答と解説などを


　　１　いいなずけ

　　きょか、いいよめなどと、間違えないように。

　　言名付（いいなずける）の連用形の名詞化。

　　双方の親同士で、幼いうちから子どもの結婚を約束しておくこと。

　　婚約者。

　　「許嫁は国を隔てても悋気（りんき）する」は、

　　許嫁は相手が将来の配偶者だと思っているので、他国にいる相手にも

　　嫉妬すること。


　　２　えきちく

　　やくちくと、間違えて読まないように。

　　田畑の耕作、荷物の運搬、車の牽引（けんいん）などさせるために

　　飼っている牛、馬、驢馬（ろば）などの家畜、またそれを使うこと。


　　３　いっせつたしょう。　いっさつたしょう。

　　の二つどちらの読みかたでも正解です。

　　一人を殺して、多くの人を生かすこと。

　　または、大勢を救うために小さい犠牲を払うこと。


　　４　えこう

　　かいこうと、読まないように。

　　仏教用語で「回」はめぐらす、「向」はさし向けること。

　　自分の善行を自他にめぐらし、浄土に往生しようと願う心。

　　死者の冥福を祈って読経したり、念仏を唱えたりすること。

　　供養。

　　信心のために寺に物を寄付すること、寄進回向文（えこうもん）の略

　　お布施、などの意味がある。


　　５　えしき

　　かいしきと、読み間違えている人が多いと思いますので注意して

　　下さいね。

　　会式に、おをつけてみればわかりやすいですよ。

　　日蓮宗で日蓮の忌日（１０月１３日）に行う法会の儀式のこと。

　　
　　６　うらぼんえ

　　うらぼんかいとは、読みませんよ。

　　陰暦７月１５日を中心に、１３日夜に迎え火で祖先の霊を迎え、１６日

　　夜、送り火で霊を送り、供物をそなえ経をあげる。


　　７　おいせん

　　おいぜに、ついせんでは、間違いですよ。

　　盗人に追銭ならわかりやすいですよね。

　　代価の違う品物を交換したような場合、その不足額を埋め合わせるため

　　に支払う金銭。

　　追いに打つ金。

　　または、いったん損失を受けたうえ、そのかかわりあいで、さらに余分

　　にとられる出費。

　　二重の損失をいう。