検討4 小原勝幸はなぜ佐藤梢Bさんを連れ出したのか?
検討議題<4> 小原勝幸はなぜ佐藤梢Bさんを連れ出したのか? 昨年6月28日昼前、当時交際していた佐藤梢Aさんに愛想をつかされた小原勝幸は、まるで梢Aさんの跡を追うように盛岡市内から宮城県栗原市に移動したとされています。ところが、小原勝幸が電話で呼び出した相手は本来の恋人の佐藤梢Aではなく、その友人で同姓同名で同じ年の梢Bさんでした。 もし小原勝幸が殺害を企図していたとするならば、殺すべき相手は自分の元から逃げ去った梢Aさんではないでしょうか。 そしてもうひとつの謎は、なぜこの日に限って小原勝幸は右手に重傷を負ったのでしょうか。 その点について警察は、梢Bさん殺害の時に抵抗された傷だと言います。 そうなると、岩手医大法医学講座が出した死亡推定日時である、 「6月30日〜7月1日」 と根本的に食い違うのです。 付け加えると、6月28日、梢Aさんに逃げられた小原勝幸はその直後から 「被害届を取り下げるから戻ってきてくれ」 などと、メールや携帯で梢Aさんに伝えています。 これらは、一連の事件と関係があるのでしょうか。 6月28日の被害届提出の日から梢Bさんの遺体が発見された7月1日までの 偶然とは思えない接点は何を意味するのか!? 警察は、これでも2つに事件につながりはないというのか。 |