佐賀新聞の情報コミュニティサイト「ひびの」

佐賀新聞の購読申し込み

renewal_buhinai_01[1].gif
renewal_buhinai_01[1].gif
renewal_buhinai_01[1].gif

この時間のニュース

この時間のスポーツニュース

動画チャンネル

佐賀新聞テレビ夕刊

31日(木)の放送予定

◆被災地に自治体職員第1陣出発(県庁)
◆個性派のハチロク展最終回(県美術館)
◆えひめあやめまつり(佐賀市久保泉町)

おすすめ情報

さがぐらし

“さがぐらし”はじめませんか?
佐賀市が展開する定住サポート事業の、地域SNS連動型キャンペーンサイトです。

ieさが ieさが(いえさが)オープン!
みんなでワイワイ、ネットで家づくり。新しいスタイルのウェブ住宅展示場です。

ブライダルさが

結婚情報サイト「ブライダルさが」
マイルーム機能、ドレス検索など、お二人の素敵なブライダルを演出します。

ぱれっと

県内求人情報 「ぱれっと」
1週間以内に佐賀新聞紙上に掲載された情報をWebにも掲示しています。

さが就職なび

佐賀で働く方へ「さが就職ナビ」
「新卒」も「中途」も、佐賀の優良企業の採用情報が集まっています。

子育て応援の店

子育て応援の店事業
登録店で会員証を提示すると、子育てにやさしいサービスが受けられます。
さが太陽光発電なび  さが太陽光発電なび
太陽光発電がわかる「さが太陽光発電なび」のキャンペーン情報が満載です!

佐賀のニュース

はてなブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 livedoorクリップに登録 Deliciousに登録 Googleブックマークに登録 Buzzurlに登録 Twitterに投稿 Timelogに投稿 ひびのに投稿
印刷する 印刷する
トップ |佐賀県内ニュース
県内の災害派遣医療3チーム帰還

 東日本大震災の被災地・宮城県仙台市で活動した佐賀県内の三つの災害派遣医療チーム(DMAT)が14日、帰還した。発生から48時間以内に現地に飛び、初期の救命治療を担うDMAT。未曽有の災害規模で、現地入りするまでに時間がかかり、待機状態も続いて十分な支援ができないまま撤収を余儀なくされるケースもあった。

 

 帰還したのは佐賀大医学部付属病院と唐津赤十字病院、県立病院好生館の3チーム15人。11日午後の地震発生直後から待機し、翌朝から九州各県のチームと自衛隊機で被災地に飛んだ。13日午前、撤収命令が出されるまで、仙台市の霞目(かすみのめ)駐屯地で活動した。

 

 佐賀大チームの阪本雄一郎救命救急センター長(43)はヘリポート横で、患者の容体に応じて手当ての優先度を決めるトリアージを担当。津波で漂流した多発外傷の若い男性ら50人を診療し、13人の病院搬送を指示した。

 

 現地では自衛隊機に加え、各県から集まった消防防災ヘリやドクターヘリが飛び交い、「音が鳴りやむことはなかった」。ヘリコプター救急の有効性を痛感する一方、全国で唯一、公的な自前の消防防災ヘリとドクターヘリの両方を持たない佐賀県の態勢を嘆いた。

 

 派遣時、県立病院チームは茨城県の自衛隊百里基地で足止めを食った。仙台入りできた赤十字病院も待機状態が続き、事務担当の大森崇生さん(42)は「なすすべもなく48時間が過ぎた。無念でならない」と唇をかんだ。

 

 赤十字病院は、重症者を他県の高度医療機関に中継する広域搬送を担当。しかし、情報が入り乱れ、ほぼ5分おきにヘリで搬送されてくる被災者の多くは、骨折などはあるものの比較的軽傷だった。目の当たりにしたのは「津波から逃げることができた被災者に命の別条はなく、逃げられなかった人は既に亡くなっている」という明暗だった。

 

 気仙沼市に別の救護班が派遣されていたため、災害対策本部に合流を申し出たが、移動手段がなく断念せざるを得なかった。「DMATは大事故時のピンポイントの救援には効果を発揮できるが、広範囲の災害では全体像が見えないだけに、もどかしい。もっと機動的に動ければ、救える命もあったかもしれない」と語った。

2011年03月15日更新
ヘリで搬送されてくる被災者を迎える佐賀大チーム=仙台市の自衛隊霞目駐屯地(佐賀大提供)

ヘリで搬送されてくる被災者を迎える佐賀大チーム=仙台市の自衛隊霞目駐屯地(佐賀大提供)

関連記事

powered by weblio


 

ロード中 関連記事を取得中...