「慈善試合、日本ハム4-1楽天」(2日、札幌ド)
日本ハムと楽天が2日、札幌ドームでの慈善試合開始前に、共同で募金活動を行った。楽天・田中将大投手(22)と日本ハムドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=はペアになって、募金を呼び掛け。かつて甲子園を沸かせた“名コンビ”にファンが殺到した。
◇ ◇
夢タッグに支援の輪が広がった。日本ハム・斎藤佑、楽天・田中が1つの募金箱を2人で持ち、寄付を呼びかけると、瞬く間に人が集まった。
野球ではライバル同士だが、被災者を助けたいという思いは一致。同じ募金箱を持つことにマー君は「おかしくねえ」と顔を見合わせ、照れてみせたが、募金が始まると、これまで通り「お願いします!」と声を張り上げた。
日本ハムの本拠地だけに佑ちゃん人気は当たり前だが、駒大苫小牧出身の田中も、負けてはいない。「北海道の人に愛されてるなと思いました」とは佑ちゃん。田中は「北海道の人たちにたくさんの励まし、声援をもらえる。ビジターだけど特別な場所です」と道民の支援に感謝した。
約20分の募金活動の合間には、お互い近況を報告。2月27日、名護でのオープン戦以来の対面とあって、佑ちゃんから「震災があってからどうなの?」と話を振られると、マー君が「仙台に1回も帰ってないよ」と返す場面も。高校時代に日本中を沸かせた2人が、今後は真剣勝負の場で、被災地を、そして日本を盛り上げていくことになる。
マー君は被災球団のローテの中心投手として、例年以上の意気込みをみせている。「今年は特別なシーズンになる。長い目でいろんな活動をしていかないといけないし、結果も残さないといけない」。その口調は熱かった。
カープ/ 斎藤佑樹/ 城島健司の捕手論/ アニキの1人語り/ 週刊高校野球/ 【コラム】 第2の人生/ 猛虎豪傑列伝/ 【ブログ】 アニキ番の1人語り/ タイガーチャージ/ 水足丈夫の交遊録/ 鎌田実の野球教室 / カメラマンブログ/ 本日も野球日和/
ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook