全日本の船木誠勝(42)がチャンピオン・カーニバル(8日・後楽園ホール開幕)に向けて1日、東京・町田の龍道場で前田憲作・チームドラゴン会長(42)、K‐1ヘビー級王者・京太郎(24)との打撃の練習を公開した。
船木と前田会長は同学年で、20年近く前からともに練習していた旧友。最近では船木がDREAMに参戦した08年に、龍道場で練習している。昨年、準Vに終わっただけに、初Vに向けて「他人が持っていない打撃に磨きをかけようと」原点回帰したというわけだ。
船木は前田会長とミット打ち、京太郎とマススパーを敢行。京太郎は「圧力が強く、攻撃も重い。うまくなっている」と舌を巻き、前田会長も「「鈍っていないしキレもいい。体が大きくなった分、威力も増している。京太郎とやっててもいいパンチも当てていた」と、太鼓判を押した。
船木も「(打撃が)体の中に染みついていると感じた」と、自信を深めたようす。カーニバルでは最も小柄だけに「軽い分、数で勝負する」と、マシンガン殺法で臨むことを宣言した。
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