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【大リーグ】

松井、開幕直前本紙インタビュー 「プレーオフ狙える戦力はある」

2011年4月2日 紙面から

 オレのバットでファンを球場に呼び寄せる−。アスレチックス・松井秀喜外野手(36)が31日(日本時間1日)、本紙の独占インタビューに応じた。新天地で迎えるメジャー9年目。松井が何を感じ、何を意識しながらプレーに臨むのか開幕前の心境を聞いた。 (聞き手・穐村賢)

 −2500本まで、あと1本と迫っているが意識することは

 松井「意識は別にない。もちろん出るにこしたことはないんだけど、2500本を意識して開幕戦に臨むことはないよ」

 −今季は古傷の膝に対する恐怖心ももう取り除かれた?

 「今思うと(去年は)もうちょっと動けたのかもしれないですけど、やっぱりまだ怖さが残ってたから。まあでも後半はね、今と同じくらい動けたと思うんで。去年の同じ時期と比べると、全然というか、だいぶ違うよ」

 −アスレチックス入団前と入団後での印象の違いは?

 「別に入る前と、何も変わってないよ。とにかく去年も何度も対戦しているし、強いチームだと把握してるから、十分プレーオフを狙える戦力は整っているとは思うけどね」

 −チームは若い選手が多く優勝争いになれば経験の面でも不安は?

 「心配ない。普段と同じようにプレーするだけだよ。どういう試合だろうと一番いい準備をして試合に臨むだけ。それはシーズンの序盤だろうが、シーズン後半だろうが、プレーオフに入ろうが一緒。そういうことは伝える必要はない。ある程度みんなわかってることだと思う」

 −アスレチックスは昨季の観客動員29位。観客の入りが少ない中でのプレーは慣れていないと思うが…。

 「今までがあまりにも少なかったわけだから、ちょっと増えればプラスになる。毎日毎日、満員というのはなかなか難しいと思うけど、みんなが来たくなるような試合をすれば自然と増えると思う」

 −メジャーではこれで3球団目。最終的には、今年成績を残してヤンキースに戻りたいという思いは?

 「そんな先のことは考えてないよ。来年のことを今から考えてやることはない」

 −日本人選手と対戦することに楽しみは?

 「オレ自身はそんなに楽しみではないんだけどね。日本のファンの方が楽しんでくれるのはいいと思うけど。(対戦相手には)日本人の選手がいてもいなくても一緒だよ」

 

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