2011年 4月 2日
震災の影響…JRきょうから一部運休
東日本大震災の影響で列車の運行に必要な部品が不足しているため、JR西日本は2日から列車の一部を運休しています。運休しているのは山陽本線や赤穂線、マリンライナーを除く瀬戸大橋線など岡山県内5つの路線で、午前10時から午後4時までの100本の列車が対象です。JR岡山駅では駅を利用する人が、運休を知らせる掲示や新しい時刻表で、列車の発車時刻を確認していました。また、春休み中の親子連れや観光客の姿が目立ちましたが、運休による混雑はありませんでした。不足しているのはモーターの部品の一部で、JRによりますと工場が再開するめどはたっていないということです。

岡山シーガルズ チャリティーイベント
東日本大震災の被災者を支援しようとバレーボールVプレミアリーグの岡山シーガルズが2日、岡山市でチャリティーイベントを行いました。会場の桃太郎アリーナでは、全日本メンバーに選ばれた岡山シーガルズの山口舞選手や宮下遥選手など24人が参加し、訪れた人に募金を呼びかけました。震災の影響でVリーグが中止となったため、ホームでの最終戦を残してシーズンを終えたシーガルズ。チャリティーイベントとして紅白戦を行い、約1000人のファンが集まりました。また会場では、選手のサイン入りクリアファイルも特別に300枚販売されました。グッズの売り上げの一部と集まった募金は、義援金として被災地に送られる予定です。

ファジVS愛媛 チャリティーマッチ
東日本大震災の復興支援のため、サッカーJ2の中四国の4つのクラブが参加した合同チャリティマッチが愛媛県松山市で開催され、ファジアーノ岡山は愛媛FCと対戦しました。合同チャリティマッチでは、試合に先立って選手が犠牲者に黙とうを捧げました。ファジアーノは前半、白谷からパスを受けた9番岸田が鋭いシュートを放ちますがわずかにバーの上。さらに中野からのパスをを再び岸田が狙いますが、惜しくもキーパーに阻まれます。0対0で迎えた後半、新加入の28番仙石のフリーキックからチャンスを作りますが、キーパー正面で得点できません。逆に愛媛はフリーキックで直接ゴールを狙いますがキーパー真子がしっかりセーブします。結局試合は0対0の引き分けで終了。両チームとも90分しっかり走り抜き、被災地へエールを送りました。この試合の収益金は義援金としてJリーグを通じて送られることになっています。

県議選で期日前投票始まる
今月10日投票が行われる県議会議員選挙の期日前投票が、2日から岡山・香川の各投票所で始まりました。岡山県内では、無投票となった選挙区を除く11選挙区の51カ所で、香川県では7選挙区の17カヶ所で、期日前投票が始まりました。このうち岡山市の中区役所では、市議会議員選挙の期日前投票も受け付けていて、朝から次々に有権者が訪れ、意中の候補者に投票していました。期日前投票は、投票日前日の今月9日まで、一部の地域を除き、午前8時半から午後8時まで行われます。