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【プロ野球】

マー君 北の大地で募金活動 佑と並んで義援金集め

2011年4月2日 紙面から

震災義援金呼び掛けでタッグを組む楽天・田中(左)と日本ハム・斎藤

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 甲子園を沸かした2人のライバルが北の大地で並んで募金活動をすることが1日、決まった。札幌ドームで2日に行われる日本ハム−楽天のチャリティー試合の前に、日本ハムの斎藤佑樹投手(早大)と楽天の田中将大投手が、東日本大震災の義援金を集める。

 募金活動は、札幌ドームの外野スタンド下のスペースで行われる。両チームから、4人ずつが2グループになって計8人が立つ予定で、楽天・星野監督と日本ハム・梨田監督も並んで募金箱を持ち、斎藤と田中も並んで立つという。楽天関係者も「うちは(震災の)当事者。全国のファンの人が並んでいるのを見たいと思うし、協力したい」と、マー&佑タッグを後押しした。

 すでにプロで活躍している田中は、高校時代を引き合いに斎藤と並べられることを好んでいない傾向があり、これまでツーショットはほとんどなかった。2人並んでの募金プランを伝え聞いた田中は「初耳ですよ。全然いいですけど、知らなかった。野球界全体でチャリティーをやるので、いいものになればいいですね。僕らが先頭に立ってというわけじゃないけど、いいところがあると思うので、一人一人が力になりたいと思う」と前向きに話した。甲子園を沸かした2人が、札幌で東日本の復興へ向け、肩を並べて貢献する。 (後藤慎一)

 

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