国際原子力機関(IAEA)のデニス・フロリ氏が3月30日に行った記者会見では、原発から40キロメートル離れた飯舘村(いいたてむら)で採取した土壌の放射能レベルについて、「避難を要するとされる基準の2倍の量が検出された」と伝えられていた。このことからIAEAは日本政府に対し避難を行う範囲を原発から40キロメートルの地点まで広げるよう要請を出していた。
ところが昨日1日に別のIAEAの職員のエレーナ・ブグロヴァ氏が行った土壌調査では、1平方メートルあたりの放射能の量は7メガベクレルで、最初の調査で出た20メガベクレルよりも低い数値になっていることがわかった。
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