Ｂｒａｈｍｓ Ｉｎｔｅｒｍｅｚｚｏ
2011.04.02 (Sat)
もう・・・・、どうしようもない名曲だな。（笑）
ブラームスが晩年に辿り着いた境地を素直に、そして何かを残すかように語っています。
あのベートーヴェンの正統なる後継であった彼の音楽の師、シューマンが果たせなかった
ロマン派への道筋を２０年以上の年月をかけて成し遂げ、そして自身の本当の作品であり、
その一曲だけ世に残しても大作曲家として名を連ねたであろうと云われている交響曲第４番を完成させ、全ての仕事をやり終えたブラームスが、６０歳の時に作曲したものです。
この曲は、どうにも言葉になりません。
およそ人間が持ち得ている全ての感情を通り越して、
果てしない彼方を見ているかのようです。
シンプルで、それでいて「哀愁」 と人間の 「陰影」 を感じさせると多くの人は言います。
ですが、
私は、それさえも超越したブラームスの精神的な 「高み」 を感じてしまうのです。
Brahms - Intermezzo Op.117-2
由（よ）らしむべし、知らしむべからず
2011.04.02 (Sat)
子曰 民可使由之 不可使知之 『論語 泰伯篇』
＜子（し）曰（いわ）く、民（たみ）はこれに由（よ）らしむべく、これを知らしむべからず＞
「人民は従属させるべきであり、その従属の理由を教えることは難しい（教えるべきではない）」 と、一般的に解釈されているようだが、本当は逆だ。（笑）
この孔子の言葉の本来の意味は、
「為政者は、人民に政治の本質を説明しなくとも良いように、常日頃から信頼を寄せて貰えるような人格者になりなさい」 ということ。
為政者に対する戒めと民への思いやりを孔子が説いたものだが、日本国の為政者、つまり政治家と官僚は、この言葉を通常よく使用されているように曲解し、国民を愚弄する道具として使っている。
だが、もはや、
政局がどうの、予算がどうの、米国隷従がどうの、誰が何したこうしたなどと言っている場合ではない。
まさに、小松左京の 『日本沈没』 寸前の状況だ。
民族は、国土を失ったら、基本的には存在し得ない。
そして、その国土の半分が失われる可能性は非常に高い。
放射能対策というのは、１０年後、２０年後を見据えてやらなければ駄目なんだ。
今の日本の状況を見ていると、戦時中の大本営発表など子供騙しのようにすら感じる。
戦っていたのは日本の正規軍であり、内地でもその戦火に苛まれていたが、それでも国家は決して国民を抹殺しようとはしなかった。
だが、今の日本の支配層は、何をトチ狂ったのか、国民を黙殺しようとしているかのようだ。
そんなことを信じたくはないが、よほどパニックが怖いらしく本当の情報を開示しない。
ただ 「安心せよ」 の一点ばりだ。
本当の事が判らずして、どうして安心できようか。
で、
要するに、こういう事だ。
・・・・と思ったら、もう、Twitter で暴露されてたよ。（笑）
震災直後から、テレビで延々と流された、あの国民洗脳ＣＭ。
あれを 「キモチ悪い」 と思わない人間は、感覚神経がイカレてるぞ。（笑）
以下、Twitterで暴露された重要な方程式を示す。
これは、日本の権力構造を解明する方程式だ。
各自、キッチリ解け。（笑）
日本広報学会 ＝ ＡＣジャパン ＝ 日本広告学会 ＝ 東京電力
http://jsccs.jp/about/organization.html ← 必見！
その組織の会長名に注目。
これで、
なぜ震災以降、一斉に 「ＡＣ」 のＣＭがあれほど大量に流れたのか、お解りだろう。
あとは、自分で考えろ。 （笑）
日本は、二重の意味で、オワリだ。
さてはてメモ帳 Imagine & Think!
http://satehate.exblog.jp/16132369/
迷走弄菅と４月バカ
2011.04.01 (Fri)
ここの管理人は、「夢想弄翰年中馬鹿」 なのだが・・・・・、（笑）
菅直人という総理は、「迷走弄菅４月馬鹿」 だ。
アホ菅のお陰で、日本は相当程度汚染された。
ヤツは権力志向が強く、自分が少しでも長く総理として居座ろうと思っていた矢先の出来事で、今回の原発事故の悲劇性は、本人の自覚が無いばかりか、その背後のタヌキも 「総理は運が良い」 とか言って、バカ丸出しだ。
タヌキは、震災のことを言ったのだが、彼らに限らず日本の政治家や官僚は 「想像力」 というものが全く無く、その欠如が多くの国民を苦しめている。
福島原発事故がどれだけ日本の国益を害したのか、まったく解っていない。
小沢一郎は、やきもきしているだろうな。
ところで、
京都に引っ越したと言われていた天皇皇后両陛下が昨日東京に姿を現した。
ひょっとして依然として皇居に居たのかもと思ったのだが、本当のところは不明だ。
京都から来たのかも知れないし、東京にずっと居たのかも知れない。
ただ、彼らの姿を観るだけで、何か不思議な安堵を感じるのは事実だ。
現在、東京の放射線空中線量は、０．１μSv/hを少し超えており、その存在の重要性から考えてみても、彼らの行為は立派だ。
それでこそ、我が日本の天皇だ。（笑）
福島原発は、第五段階に突入したと言われているが、よほどの事が無い限り、ここ数ヶ月はこのままで推移する可能性が高くなった。
ということは、高濃度放射能は出続けるということで、各自、健康に留意されたし。
放射能は、最初の一か月の被爆量が今後の健康に大きな意味を持つと言われている。
ただ、フルメルトダウンが起これば、話は別だ。
あと一か月で、事の方向性は見えてくるだろう。
「福島」 が爆発したとき、恐ろしいウワサが飛び交った。
それは、米軍が福島原発を核ミサイル攻撃するという話だったのだが、
これはあながち冗談でもなく、恐らく、米空母 「ロナルドレーガン」 艦載のＦ-１８戦闘攻撃機は、小型サイドワインダー核ミサイルを既に搭載し、発艦の準備が整っているだろう。
もしそうなれば、福島の大地は最低でも、半径５０ｋｍは永遠に死の大地と化す。
今でさえ半径３０ｋｍは未来永劫使えない状態だ。
これから放射能に汚染された土壌の除去を進め、その範囲は次第に狭められていくのだろうが、それにしても最終的には半径１０ｋｍ程度は残るだろう。
今後の事を何も考えず放水などやったものだから、放射能は、ついに食物連鎖の過程に入ってきた。
政府や関係機関が言うような、「安心」 するようなレベルでは全然ない。
極めて危険で、民族の今後に重大な禍根を残してしまった。
今後、１０〜２０年かけて、日本の癌患者は激増するだろう。
恐らく、事故を起こした福島原発のうち２基は、核燃料圧力容器が崩壊している。
しかし、心配しなくていいよ。
「直ちに健康に害が及ぶ事はない」 のだから。（笑）
日本民族のＤＮＡは、２０１１年３月１１日を境に重大な変化が訪れたことは間違いない。
民族の帰結に関する 「重大なる変化」 である。
尚、あまりに過激に本当の事を言い続けたので、ある筋の人がお金をあげるから・・・・と。
で、放射能はどんなに被爆しても、人体には全く影響はありません！ っと言って、
このサイトは、今日を最後にオワリにします。
みなさん、ご声援ありがとう・・・・ございました。 ☆ヽ(o_ _)o
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「一流」 ということ
2011.03.31 (Thu)
あの 「二階堂ドットコム」 に、大阪の 「すし善」 という鮨屋が紹介されていた。
一人、１５０００〜２００００円程度の予算が必要とのことだが、
この店の名前には、聞き覚えがある。
かつて、私が３年ほど一緒に仕事をしていた○○氏。
彼は戦後まもなく、あの西武の創始であった堤康次郎氏の箱根の別荘に居候をしていた
人物だ。（笑）
政財界の大物に知人は多い。
人柄穏やかで、弁は立つし、ジョークが判る。
もう既に他界してしまったが、私を高く評価してくれて、
「おまえは、東京に出なければ駄目だ」 と言ってくれた人だった。
若かりし頃、私が日本の権力構造を学んだのは、彼が最初だった。
○○氏は、Ｍ化成の営業本部長を務め、その人生講義は 「○○学校」 と呼ばれ、人望を集めた。
私は、彼から学んだ事が多く、歳をとったらこういった老人になりたいと常々思っていた。
常日頃、身だしなみに気をつけ、帽子をかぶり、さすがに傘はもってはいなかったが、いつも手には文庫本を携えていた。
通勤の途上で車内にて、それを読んでいたのだと思う。
着ている服は第一級のもので、食にもこだわりがあった。
だが、彼の一番の魅力は、その人間性であり、人を見る目の優しさだ。
私は何度、彼の叡智に窮状を救われたことか。
私が仕事から離れるとき、彼からプレゼントされた本が二冊ある。
そのうちの一冊は、「ジョゼフ・フーシェ −ある政治的人間の肖像−」 という文庫本だが、
まだ読んではいない。
しかし、もうそれも限界だろう。
いま読まなくては、その機会は永遠に訪れないような気がしている。
彼の言説は、どのような話題でもそれなりに一家言あって、私を驚嘆させた。
その口癖が、
「何だかんだいっても、やっぱり、メシはテイコクだよ」 というのがある。
「テイコク」 とは、帝国ホテルのことだ。（笑）
その彼が、
「おまえよぉ、大阪に行ったら、すし善に行け」 と言っていたのを思い出す。
東京から新幹線でわざわざ大阪まで行って、その鮨屋で寿司を食う人間がいるそうだ。
私は寿司はあまり好きではない・・・というか、「生」 が苦手なのだが、寿司は案外好き。（笑）
この不思議さは、自分でも良く判らない。 ハハハハ（笑）
味にうるさい人間、寿司にこだわる人間、旨いものを食いたい人間どもよ、
一度、「すし善」 に行って、その味を俺に報告しろ。まだ放射能は大丈夫だ。（笑）
本当に旨いかどうか、それで決める。
もし、言うほど大したことがないなら、「テイコク」 だって、アテにはならないからな。（笑）
http://www.nikaidou.com/archives/11928
小沢は今回の件に一切タッチするな！
2011.03.30 (Wed)
仏国情報筋によると、米国やロシアが提唱している 「石棺」 以外の仏国独自の方法があるやに聞く。
それが何かは知らないが、結局は日本は為す術が無かったと言う事だ。
結果、高濃度放射能を広範囲に拡散しただけに過ぎない。
ネット上では小沢一郎を復興大臣に据えよとか、菅に替わって政権を担当せよとか無責任に言っている人間が多いが、肝心の菅直人という人間が小沢を排除し、党員資格停止までしたのだから、それは無理というもの。
ましてや、今の状況では、たとえ小沢とて、出来る事は限られている。
これが、原発事故をいち早く察知した米国がボロン冷却剤を輸送するという段階で、その判断を小沢がしたのなら、東電の言う事など一切聞かず、福島原発を一発で廃炉にする決断をしただろう。
もしそうなら、今の過酷な状況には至らなかったと多くの人間が言っているし、私もそう思う。
だが、
事ここに至っては、もはや、小沢待望論は封印すべきではないかと思う。
なぜなら、今、小沢が前面に出て陣頭指揮を執ったところで、もはや事態は末期的症状を呈し、如何ともし難い状況になっているからだ。
事態の収拾は、完全に、米国、ロシア、仏国主導で行われるだろう。
だったら、
菅直人に全責任をおっかぶせ、事が一段落したあとに小沢が出陣すれば良い。
米国はＴＰＰをバーター取引として出してくることは目に見えており、また、ロシアもこれ幸いにと、日本から多額のカネを引き出そうと虎視眈々と狙っている。
米国に関しては、このまま放射性汚染物質が垂れ流されれば、最悪、それは西海岸にまで到達し、その段階で米国市民は黙ってはいない。
だからそれを防ぐ意味もあるのだろが、転んでもただでは起きない米国のことだから、懸案だったＴＰＰを無理矢理ねじ込んでくる事は明らかだ。
ロシアもチェルノブイリ事故のノウハウを活かせるのではないかと言って、日本に協力を申し出ているようだが、あのプーチンのことだ、当然ながら尋常ならざる見返りを要求してくることだろう。
北方領土は、この段階で、もう二度と日本には戻らない。
シベリア開発の資金調達の目途がたったと、内心ほくそ笑んでいるかも知れない。
このまま行くと、北太平洋が広範囲に汚染される。
それは、米国に限らず、ロシア漁業にとっても好ましくない。
日本は国家開闢以来の危機に直面している。
今後、世界のつまはじき者にされることは容易に推測され、また対象国としては、日本産の農作物輸入制限を益々強めてくるだろう。
各国とも、自国民を放射能汚染から守る事に必死なのだ。
もう今の段階で日本の神話は崩れ、中国野菜は重宝がられ、その結果、価格高騰は十分
予測できる。
農薬と放射能とでは、次元が違う。
だがしかし、
この直近の国難を収拾したあとには、最高に強力なトップリーダーが必要だ。
その段階で、日本は 「小沢一郎」 を用意しておく必要があると感じる。
日本は、これからが本当に大変なのだ。
小沢は今回の件に、一切タッチしないほうが結局は日本の為だ。
出番は、もう少し後に、必ずやってくる。
つまり、菅がいいように米国から押し込まれ、ＴＰＰや在日米軍の予算をぶんどられても、
また、ロシアが 「北方領土を返せなんて、もう言えないはずだ！」 と脅かしても、
あれは菅の馬鹿がやった事で俺は知らない、と突っぱねることが出来る。
もちろん、外交は継続性を保たねばならならい。
しかし、小沢ならその王道を堅持しつつ、自国の利益を最優先に事を運ぶことができる唯一の政治家だと思う。
それでこそ、角栄直伝の 「民族政治家」 たる所以のものだ。
日本が世界に誇る 「スペキュレーション」 は、最後の最後まで取っておかねばならない。
小出しにして潰しては、もったいない。
国家の命運が掛かっているのだ。
本当の意味での 「救国政治家小沢一郎」 の登場は、もうすぐだろう。
＜自然＞ は、否応なく、彼を政治の表舞台へと押し上げるだろう。
これは、当初から予定調和されていたことである。
もしも、日本という国家を神が認めるならば・・・・、なのだが。
福島原発の現状と今後 （大前研一ライブ）
2011.03.29 (Tue)
福島第一原発の現状
１．恐らく、三基とも炉心溶融の可能性大
・タービン建屋の線量から
・海水の汚染から
・黒煙から
２．恒常冷却なしに石棺は持ち込めない（３〜５年）
３．廃炉は免れない（５〜１０年後コンクリート漬け）
４．冷却は続けなくてはならない
５．再臨界の危険性が完全に除かれたわけではない
６．現場での作業は危険であり限定的
７．放射能拡散はしばらく続く
８．冷却プールにある使用済み燃料は搬出しなくてはならない
今回考えられる「停止炉心」の事故
１．再臨界（excursion） ＶＳ 溶融（melt down）
２．溶融 → 圧力容器底部に集合・再臨界 → 暴走
３．溶融 → 炉底溶融 → 格納容器に落下
４．格納容器底部を溶融 → ロックに到達 → 水漏れ
５．格納容器底部に富士山型に蓄積 → 再臨界
６．燃料集合体溶融 → Ｈｆ制御棒溶融 → 再臨界
７．その他の事故・冷却水喪失、制御棒挿入不可
【参考】融点：
ウラン酸化物 ２７００度
ハフニウム（制御棒） ２２２２度
ジルカロイ２（燃料被覆管） １８５０度
鋼鉄 １５３５度
米国政府の動き
１．早くから独自に情報把握していた
２．炉心溶融を覚悟していた
３．避難地域を５０マイル（８０Ｋｍ）、その後、名古屋以西に勧告した
４．大使館を大阪に移転した
５．在住米国人にヨウ化カリウムを配布した
６．福島原発真水消火と放射能飛散防止を日本国政府に要求
７．ロシアと共同歩調で、石棺を推奨している
高濃度放射性廃棄物の処理
１．通常は、プルトニウムなどを抽出後、地下８００〜１０００ｍに永久埋葬
２．日本海溝に（ドラム缶＋セメント棺）で廃棄は、ダメ
３．チェルノブイリの石棺はボロボロとなり、雨水などにより２０年で生態系へ浸食 →
再構築を検討中
４．スリーマイルは、１０年以上経過してコンクリート漬け
５．福島第一は、
・炉心はスリーマイル方式（燃料は恐らく取り出せない）
・冷却プール中の燃料は、キャスクにいれて搬出
・プルトニウムの抽出をあきらめて、高深度地下に永久廃棄
（ロシアのツンドラ地帯を交渉するしかない）
福島原発の土地は、日本としては永久放棄する以外にはない。
半径数十ｋｍに及ぶか？
福島原発事故からテクノロジーの限界が見えてきた
１．確率論、原子炉安全工学の破綻
・ＲＡＳＭＵＳＳＥＮ理論の過信
・格納容器神話の崩壊（考えられることを全てやった）
２．現場の知恵が不足、フルターンキーの盲点
・ＤＧ以外の非常用電源の確保する
・４００Ｖ/６ＫＶ対応電源車の準備する
・または、１００Ｖ、２００Ｖへの対応
・５気圧以上の高圧放水車を用意する
・外部冷却系バルブをつける
・電気回路の二重化
・太陽熱発電、風力発電へシフト
福島第一原発 現状と今後とるべき対応策 （大前研一ライブ580）
「闇の声」氏による東京電力批判
http://alcyone.seesaa.net/article/192812145.html
ある時代の終焉
2011.03.29 (Tue)
一人の無能な政治家が日本という国家を崩壊に導こうとしている。
その危険性は誰しもが心の中に感じていたのだが、現実にそれが目の前に現れてくると驚愕せざるを得ない。
福島原発から漏れ出した高濃度の放射能は、地球規模で汚染が広がり、その発火元である日本は今後、当分の間、機能不全に陥るだろう。
一部の地域ならまだしも、食物連鎖として放射能汚染が広がるということは、民族の今後に重大な危機が迫っていることを示している。
小沢一郎がいみじくも 「このままでは日本はめちゃくちゃになる」 と言った事が現実になろうとしている。
ところで、今日、
憂鬱な気分である地図を偶然にも眺めたていた時、私の中で、ふと、オカシナ感覚が持ち上がった。
それは、１１９２年に源頼朝が開いたとされる鎌倉幕府の年の日本の勢力図だった。
遊び心も手伝って、２０１１年の今年からその１１９２年を差し引いてみると、その年は３７３年。 ２０１１−１１９２＝３７２ （周期：約８２０年）
そこで、３７２年の日本の勢力図を見ると、これが何と！ 今後の日本を指し示している図のように思えたのだ。
これから数年後、日本は当時の勢力図と同じような様相を呈するのかも知れないと。
福島原発事故がもたらした災いは、今後１０年間は日本の足をひっぱるだろう。
私の感覚では、最悪の事態を踏まえて遷都は仕方なく、また、経済活動の中心も西日本にならざるを得ず、人々は東から西へと移っていく。
まるで、頼朝が制覇し、勢力を広げていった東日本が無効化したかのようだ。
こういう言い方があたっているかどうかは知らないが、＜武士の時代＞ が終わったのかも知れない。
大和朝廷の時代から鎌倉時代への歴史とその後の展開は、非常に興味深い。
大前研一だったか、誰かが言っていたが震災に見舞われた東北地方を安易に復興してはならないと。
彼は、戦後の復興のように人々が好き勝手に家を建て経済活動を再開するとまた同じような災難にあう可能性が捨てきれず、だから、そうしないで今後の 「危機管理」 を十分に考えて、被災地の再建をしなければならないと言う。
確かに理論的にはその通りのなのだが、果たして、どうなるのか。
福島の大地は既に死んでいる。
今後数十年、あるいは数百年規模で立ち入り禁止地域が設けられるだろう。
日本は大事な国土を失った。
それは、大事な人々の生活を奪ったに等しい。
その意味で、時の政権、東電を含む原発利権の人間達は、万死に値する。
今の段階で、今後の日本をどう考えるかなど誰も出来やしないが、原発問題がどうなるにせよ、一段落したら、本気で日本という国家の有り様を皆が真面目に考えなければならない。
今までみたいに、いい加減では、もう済まないのだ。
世界の日本を見る目も変わってくるだろう。
かつてのように、敗戦の中からの復興ではなく、未来への崇高なるビジョンを携えた復興でなければならない。
今日は、「無明」 と言う事とそれに伴う人間の 「煩悩」、そして、それがもたらす 「権力構造」 の関係から 「権力の本質」 について書こうと思っていたが、いましばらく練り込んでみようと思う。
こういったことは恐らく、誰も考えてはおらず、その本質から解きほぐさねば、物事は何も解決の方向には向かないと思っているからだ。
尚、８２０年周期説は、私の冗談なので本気にしないように。（笑）
「中国東アジア歴史地図」
http://www.geocities.jp/mapqin/